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概要編集

CV:安元洋貴/英:デイヴィッド・ヘイター

「斬月刀」と呼ばれる刀を持つ東洋から来た退魔士の錬金術魔術を憎んでおり、本編となる『Bloodstained: Ritual of the Night』(以下:RotN)では、主人公のミリアムが悪魔の結晶「シャード」を埋め込まれたシャードリンカーであることを理由に問答無用で襲いかかってくる(=ボス戦)。


その後は列車での共闘を境に態度を改め、矢文でミリアムを影から支援するが、仇敵である悪魔グレモリーがその力を封じ込める斬月刀を恐れるが故に彼の前に姿を現さないこと、そして自身がとある人物の手のひらの上で踊らされていたことを戦いの過程で悟っており、東洋魔導研究棟にてミリアムが斬月刀を扱うに相応しい力量を備えているかを確かめるために戦いを挑んでくる。


物語の終盤では永久氷棺の深部にてグレモリーを単独で追い詰め、呪符による結界を発生させてグレモリーの転移を封じるが、その後の隙を突かれて地面から生えた無数の腕に引きずり込まれてしまった。だが、エンディングでは一瞬ながらも姿を見せており、辛くも生還したようである。


DL版発売約一年後の大型アップデートでは、プレイアブルキャラクターとして斬月が実装された(真エンドクリア特典扱い)。即死攻撃以外の技を問題なく使用でき、初期の時点で攻撃力も高いが、HP回復手段が「上限アップアイテム」と「セーブポイント」のみに限られている。

ちなみに、一部の技を連発するだけでミリアムや先達のように変な挙動で高速移動することも可能。


Curse of the Moonの斬月編集

『RotN』の10年前の世界が舞台となるスピンオフ作品『Bloodstained: Curse of the Moon』では主人公として登場。自らに呪いをかけたグレモリー、ひいては全ての悪魔を滅するために各地を渡り歩いている。悪魔が地上に蔓延る元となった錬金術士や悪魔の力を宿し、行使するシャードリンカーに対しても憎悪の念を向けており、悪魔との戦いの過程で出会い、共に戦うことになるミリアムらに対しても心を許すことなく辛辣な言葉を浴びせている。


使用する武器は斬月刀だけでなく、鎖分銅や呪符、被ることで邪悪な力を宿す面などがあり、ゲーム中にあることをするとソウルアーツと呼ばれる特殊な技を習得できるようになる。


本作は当初『RotN』の前日譚として発表されたが、マルチエンドの都合上『RotN』との矛盾点が多い。プレイの進め方によっては仲間候補を皆殺しにして自ら闇堕ち、またはグレモリーが滅ぶ間際に放った強大な闇の力から仲間を守るために身を挺した結果、その力に飲まれ闇の王となってしまい、その後の周回プレイで解禁される「NIGHTMARE」モードではラスボスとして登場し、最終的に仲間達の手によって討ち果たされるという哀れな末路を辿った。矛盾点が一番少ない真エンドではある意味夢オチ的な扱いとなっている。


続編の『Curse of the Moon 2』は前作の結末とは繋がらないパラレル作品であるため、他シリーズでは悪魔に関連するもの全てを憎んでいた斬月の性格が丸くなり、ドミニクやハチに敵意を向けるロバートを諫めるなどしている。前作のような仲間殺しや闇堕ち展開はなく、どのエンディングでも仲間と共に悪魔や月そのものに立ち向かった。


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