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概要

小説、『バイオハザード 北海の妖獣』に登場するクリーチャーで、主人公ノルス・シーラックが最後に戦う敵。


アンブレラの幹部である女性科学者ミレーヌ・ビアズレーが自身の遺伝子と自作のネオ・T-ウイルスを用いて生み出した、ミレーヌの忠実なる分身である。

推定3メートルの巨体と右胸に露出した心臓、両手の鋭い爪など、同社が生み出したB.O.W.であるタイラント(T-002)の女性版とも言うべき姿だが、ミレーヌ譲りの銀の長髪や金色の瞳を持ち、臀部に尻尾が生えているのが特徴。


タイラントと比較して肉体の強靭さは劣るが、運動神経は格段に優れており、至近距離から放たれた散弾を回避するほどの反射速度を持つ。そのスピードで放たれる爪は人体を瞬時に両断し、さらに牙でショットガンの銃身を噛み切るほどの咬力も持つ。

それだけの戦闘能力を持ちながら端末で完全に制御が可能な為、暴走する危険のない安定したB.O.W.と言えるが、その一方で端末を壊されると活動停止するという弱点を持つ。


作中ではビアズレー城に乗り込んできたノルスを圧倒するも、あと一歩の所でミレーヌを裏切った執事ギリアムの手で端末を壊され、ミレーヌもノルスに射殺された。

そして、崩壊寸前のビアズレー城でミレーヌと共に置き去りにされる事に…





















「私はミレーヌ、そしてモンスターミレーニア。この頭脳とこの肉体で、私を陥れたすべての人間に復讐してやる!」


活動停止したはずのミレーニアが終盤にて再び動き出し、城を脱出したノルス達の前に現れてギリアムを惨殺。

直後に何とミレーヌと同じ声で言葉を喋り始めた

実は万が一に備えて脳内にミレーヌの記憶(脳内データ)が保存されており、ミレーヌが死亡した時に彼女の記憶を受け継ぐよう細工されていたのである。

女王ヒルと同じく創造主が復活したも同然の現象を引き起こしたのだが、その時点で組織内での地位も人間としての人生も失ったために自暴自棄になって暴走。


そしてオリジナルのミレーヌを殺したノルスに襲いかかるも、感情が芽生えたことで逆にスキができてしまい、マグナム弾の連射を受けて胴体が千切れるほどの大ダメージを受けてしまう。それでもノルスとレインが乗ったボートに執念深くしがみついたが、最期はボートにあった錨を脳天に突き立てられて今度こそ絶命。そのまま海中へ没していった。


関連タグ

バイオハザードシリーズ バイオハザード北海の妖獣 B.O.W.


T-レディ…タイラントに似た女性型のラスボスクリーチャーという共通点を持つが、こちらはウイルスで女体化した元男性である。

アリス・アバーナシー…実写映画版バイオハザードで登場した主人公。ある意味ミレーニアと似た者同士。

エヴリン…ある意味ミレーニアに近いバイオハザードシリーズのラスボス。

オルチーナ・ドミトレスク…こちらも2メートル以上の巨体を持つ女性キャラ。

ヴェルデューゴ…こちらも城主の忠実な右腕として生み出されたB.O.W.。

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