ムラマサ(モンスト)
やみむらまさ
2015年3月より登場した男性型降臨モンスター。
名前の由来は室町時代から江戸時代初期にかけて実用刀「村正」。
2014年に実装されたムラサメと同様の形式で実装。各属性に実装されているが、神化可能なのは闇属性のムラマサ(以下、闇ムラマサ)のみ。
どの属性のムラマサも進化させることは可能だが、アビリティが属性耐性のみでギミックへの対応が一切できず、他にも有用な要素がないため実用性に欠ける。
しかし光ムラサメと同じく、闇ムラマサは神化することでステータスや友情コンボなどが大きく強化され、当時の無課金キャラの中でも上位クラスの性能に変貌する。
光ムラサメの神化と同じく、こちらもまた神化までの道のりが長い。
闇ムラマサの神化素材は獣神玉2個(スライドであれば1個)と「光属性のムラマサ10体(スライドであれば8体)、光・闇属性以外の各属性のムラマサ2体ずつ」。降臨で普通に挑むことできるのは光属性のムラマサ(以下、光ムラマサ)のみであり、他属性のムラマサを入手するためには、その光ムラマサのクエストの報酬としてドロップするチケットが必要。
それらのドロップ率があまり芳しくない上に狙いの属性のチケットを手に入れなければならないため、必要周回数はかなりのものになる。光ムラマサのクエストがムラサメより後に実装されていることもあり、ムラサメよりややクエスト難易度が高いのもネック。
更には肝心の闇ムラマサのクエストは難易度「超究極」に区分されており、ノーコンテニューでクリアする必要がある。難易度も当時基準で非常に高く苦戦を強いられること必至。
後に運極ボーナスが実装された際、運極9体作成で闇ムラサメが1体手に入るようになったため、1体入手するだけであれば難易度は大きく下がったといえる。
闇属性以外のムラマサは実用に耐えないため、闇ムラマサのもののみ掲載する。
- 進化「闇怨の妖刀 ムラマサ」
種族 | サムライ |
---|---|
タイプ | バランス |
ボール | 反射 |
アビリティ | 光属性耐性 |
ラックスキル | ガイド |
友情コンボ | 十字レーザーL |
SS | 〈闇怨斬〉自身のスピードとパワーがアップ&魔王に大ダメージ(21ターン) |
- 神化「幽界の妖刀 村正」(上方修正前)
種族 | サムライ |
---|---|
タイプ | バランス |
ボール | 反射 |
アビリティ | 光属性耐性 |
ラックスキル | アンチダメージウォール |
友情コンボ | 全属性ホーミング25/斬撃 |
SS | 〈千子村正魔貫斬〉狙った方向に複数の貫通衝撃波を放つ(20ターン) |
「闇属性耐性」と「アンチ重力バリア」を持っていた光ムラサメの対になる性能。「光属性耐性」により光属性相手に一方的に優位に立てる上、「アンチダメージウォール」により当時の頻出ギミックの1つであるダメージウォールに対応可能。
友情コンボも光ムラサメと似ているがSSは全くの別物。レーザーバリアなどのギミックに遮られず、どの位置からも敵に対しておよそ130万程のダメージを与えることが可能。130万ダメージは当時としてはかなり強力であり、入手難易度に見合ったスペックの持ち主と言える。
……とはいえ正直なところ、同じような立ち位置の光ムラサメと比較して、評価はかなり不遇。
確かに、ギミックに遮られずどこからでも安定した高い威力を出すことのできるSSは強力であり、耐性やステータスなど特に性能に悪いところがあるわけではない。
しかし彼が実装された2015年はルシファー(神化)の最盛期真っ只中。闇属性のアンチダメージウォール持ちが欲しいのであれば、真っ先にルシファーにお呼びがかかってしまう環境だったのである。ルシファーには「バリア」があるため耐性での差別化を図りにくいのもネック。
ルシファーはガチャ限モンスターのため運極にできれば……と言いたいところだが、1体ですら入手難易度が非常に高いムラマサをましては99体集めるのは、当時準拠ではあまりにも難しすぎる。
……といったことから、やや日の目を見ないモンスターであったのだが、運極にした時の達成感は一入であり、彼の運極を作ろうと情熱を注ぐユーザーが見受けられたことも事実である。
- 神化「幽界の妖刀 村正」(2回目の上方修正後)
種族 | サムライ |
---|---|
タイプ | バランス |
ボール | 反射 |
アビリティ | 光属性耐性/アンチワープ |
ラックスキル | アンチダメージウォール |
友情コンボ | 超強斬撃/スピードアップS |
SS | 〈千子村正魔貫斬〉狙った方向に複数の貫通衝撃波を放つ(20ターン) |
・2017/08/22の上方修正で「アンチワープ」がアビリティに追加。進化の方もSS威力が向上。
・2018/06/20の上方修正友情コンボが「全属性ホーミング25/斬撃」から「超強斬撃/スピードアップS」に変更。
上述の評価を加味してか、上方修正が2度行われた。
2017の1度目の上方修正で「アンチワープ」が追加され、汎用性が高くなった。そして2度目の上方修正では友情コンボが大幅に強化され、降臨キャラでは希少な「スピードアップS」が付随されることになった。
今現在であれば、光ムラマサの不定期降臨を待たずとも追憶の書庫から常に「光ムラマサ」のクエストに挑むことができる上、ドロップ率2倍もあり、神化も降神玉1個で可能であり、クエストもインフレにより崩壊しているため、運極までのハードルは非常に下がっている。気になった方は運極を作ってみるのもいいかもしれない。