概要
モンストに於いて2019年12月6日に初登場した新たな…というか、実に約5年ぶりに実装された超究極クエスト。
モンストニュースで発表された真・アマテラスを皮切りに、その後も数々のクエストが実装されている。
特徴
まず、共通する事としてこのクエストは全て「モンストの日」に随時降臨する。後に追憶の書庫に導入されたのでいつでも挑む事が可能となった。
このクエストは難易度が究極、超究極と分けられており、最初は究極クエストをクリアする事となる。
そしてその究極クエストをクリアすると、更に難易度が高い超究極クエストに挑む事が出来るようになる。
このクエストで出現、入手できるボスは見たらお分かりいただけるだろうが、元々は全てレア度4~5のキャラ達なのである。
そしてそのキャラ達もアマテラスやシヴァのような、他ソシャゲであれば本来ならハズレ扱いされないような名前負けしているキャラが多い。
モンストの初期はこのようなキャラ達がハズレ枠にされる事が結構当たり前だったので、扱いの事を考えたのだと思われる。
難易度に関してなのだが、はっきり申し上げるとあの轟絶を遥かに超える程の極悪難易度と化している。
一部コラボ超究極のようにクリアは1度だけで良いので、ここまでの難易度にしているのだろう…が、流石に難しすぎるので阿鼻叫喚となったのは言うまでもない。
そもそもアマテラスの時点でラウドラバリアがありながら、地雷でダメージアップと悍ましい程の嫌がらせギミックがあったりするので、一種のエンドコンテンツとも言える。
そして苦労してクリアすると、入手できるキャラ達の進化がようやく解放される。アイテムは必要無いので、すぐ進化させてしまおう。また、クエストボスな為運極にする事も可能である。
で、肝心のキャラ達の性能なのだが…全員、ぶっちゃけ言ってかなり弱い。
難易度こそ轟絶超えになっているものの、苦労して進化させれる割にはその轟絶キャラよりは遥かに劣っており、大抵は最近の轟絶キャラのように超付きのアンチアビは所持している者が殆どではあるが、よりによってアンチアビが1つしか無かったりストライクショットが地味だったり友情コンボが微妙だったりとあんまり割に合っていない。キャラによってはコラボ降臨キャラより劣っているキャラもいる。
また、あくまでも獣神化ではなく進化な為轟絶キャラのようにわくわくの実を食べさせる事が出来ない。後のアップデートで運極同士を合成させる事で英雄の証を付ける事が可能となったが。更に進化故に友情コンボが1つしか無いのもネック。
その為轟絶キャラ達と比べて適正幅も狭いので運枠としてもあまり使われず、精々勲章にする等コレクション用として割り切った方が良いかもしれない。
これに関してはおそらく強い人権性能にすると、勝てないユーザー達が文句を垂れてしまうのが目に見えているためわざとそのような性能で抑えているのではないかと思われる。そもそも轟絶とは異なり一度クリアしてしまえば究極の方を回れば良いだけな為運極にするのも大して難しくないので、それも理由の一つだろう。
だがこの適正の少なさには流石に運営も反省したのか、その超究極が2周目になると1周目のキャラ達が適正になるという形で救済されている。
一覧
1周目
- 「紅炎の高天原」
初降臨日 2019年12月6日
ボスモンスター:高天原の主祭神 真・アマテラス [火属性]
進化前 | 進化後 |
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- 「曇りなき心月竜」
初降臨日 2020年4月20日
ボスモンスター:龍刻解放 真・伊達政宗 [水属性]
進化前 | 進化後 |
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- 「真理を掲ぐる者」
初降臨日 2020年6月20日
ボスモンスター:エジプトの魔術神 真・イシス [木属性]
進化前 | 進化後 |
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- 「偉大なる破壊神」
初降臨日 2020年8月10日
ボスモンスター:破壊と蘇生の最高神 真・シヴァ [闇属性]
進化前 | 進化後 |
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- 「隻眼の猛将」
初降臨日 2020年10月30日
ボスモンスター:魏武帝の懐刀 真・夏侯惇 [光属性]
進化前 | 進化後 |
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2周目
- 「高潔の剣閃」
初降臨日 2020年12月10日
ボスモンスター:穢れなき聖騎士 真・ガラハッド [火属性]
進化前 | 進化後 |
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- 「竜宮の加護を受けし者」
初降臨日 2021年2月10日
ボスモンスター:蒼海の竜宮使者 真・浦島太郎 [水属性]
進化前 | 進化後 |
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- 「無価値へ誘う者」
初降臨日 2021年4月30日
ボスモンスター:悪なる存在 真・ベリアル [木属性]
進化前 | 進化後 |
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- 「誠の本懐」
初降臨日 2021年6月20日
ボスモンスター:至誠の局長 真・近藤勇 [光属性]
進化前 | 進化後 |
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- 「冷熱を抱く双翼」
初降臨日 2021年8月20日
ボスモンスター:峻烈なる天空の支配者 真・ホルス [闇属性]
進化前 | 進化後 |
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評価
モンストユーザー達からの評価に関しては圧倒的に不評である。
上述したように轟絶超えの難易度でありながら、入手できるキャラの性能も微妙なものばかりな為「誰得」等と言った厳しい声が多い。
クリアしても見返りが小さいので、匙を投げたユーザーも少なくない。
また、当時は上述したようにモンストの日のみに降臨するクエストで、これらのクエストのせいで別の究極クエストの出現が少なくなってしまうという不満の声もあった。
しかし、一方で難しいクエストを次々とクリアしてきたユーザー達には「腕を磨く練習になる」、「負けてもコツを掴めば良い」といった声もあるので、ヌルゲーに飽き飽きしていたユーザーには好評意見もある。
なお、真・ホルスでこれの追加は最後となってしまった。一応モンストの日の超究極クエスト自体もまだ続いているが、今度は別のキャラ群が降臨している(しかもこちらの方が、やはり轟絶には劣るとはいえちゃんとした使い道がある)。
余談
- この超究極シリーズのボス達は、撃破後のボイスがプレイヤーを褒め称えるようなものが多い(伊達政宗のような例外もいる)。難易度の高さを表しているのだろうか?
- 星4キャラが洗練されたというのはアマテラスが初ではなく、2018年10月19日に開催されたオラコインイベントで登場した「スピリナ」、「テニカ」、「バーディ」である。この3体は左から「マリーミー」、「アリュール」、「ベイビードール」が元となっている。
- 性能面では残念過ぎるが、イラストのクオリティは良い為ウエハースのおまけのカードに起用されるなどそういう系では優遇されている。
- しかしpixiv上ではこれのファンアートが他のキャラ達と比べ殆ど存在しておらず、特に単独で描かれたものは伊達政宗で10ちょっと、アマテラスで1桁という少なさであり、他のキャラに至っては1つか全く無いという有様。元々ハズレモンスターであるが故に無視されがちなのだろうか?
関連タグ
天魔の孤城:この超究極をはるかに上回る高難易度コンテンツ。各階層でこのシリーズのボス達が登場する(ただし、近藤勇のみ未登場)。