概要
シベリア鉄道が保有するオーバーマンの一体。
パイロットは警備隊員のケジナン・ダッドで、氷の運行部長ことカシマル・バーレから貸与された。
首元から生えている髯のような部分から放つ「メックスサンダー」という電撃玉が武器だが、カシマルが心理戦を好むため、他者を翻弄するスキルが重視されている。
オーバースキルは「幻影」。パイロットが望む虚像を生み出し、これによって分身したり相手をかく乱することができる。
作中では崖を平野に偽装してシルエットマンモスや都市ユニットを落とそうとしたり、多数の分身や、自身の攻撃そのもの、攻撃が着弾した跡すら偽装することでアデット・キスラーの駆るドーベックを翻弄・撃破した。
しかし虚像に直接の攻撃力や防御力が無く、また虚像の生成が追い付かないほどの超加速の相手と戦うと、オーバースキルが故障してしまう。
アデットの救援に来たキングゲイナーと対峙するが、前述の超加速によって幻影を無効化されてしまい、最後はチェンガンによってコクピット以外をバラバラに斬り倒されてしまった。
ケジナンのセリフに合わせてノリノリなダンスをしたり、キングゲイナーとの戦闘では分身を作る傍ら、自身は壁の幻を使って部屋の隅にかくれんぼのようにしゃがんで隠れていたりと、オーバーマンの中でも愛嬌のある動きをしている。