概要
CV:藤原啓治
シベリア鉄道公社の運行部長。39歳の男性。
しかしドレスのように見える服装と女性の如き仕草、ヘルメットからも突き出すモヒカン頭にケツアゴ、オネエ口調ながら藤原啓治氏独特のドスのきいた低音ボイスなどなど、個性的なキャラクターが多く犇めく『キングゲイナー』においても特に強烈な印象を残す色々と凄いキャラ。
鉄道をダイヤ通りに運行することに異常な執着心を抱いており、曰く「ダイヤはダイヤモンドの如き美しさと硬さで守られねばならぬが故に、そう呼ばれているのが真実」との事。
その厳しさは1秒単位の誤差も許さずに出発・停車させようとするほどで、付いたあだ名が「氷の運行部長」。
本来は運行部の部長なのだが、実戦部隊である警備隊が『ヤーパンの天井』相手に敗北を重ねたため、戦闘に借り出されてしまった。が、本人曰く現場主義であり、エクソダスをダイヤを乱すものとみなし、主人公ゲイナー・サンガたちの前に立ちふさがった。
本職ではないため戦闘は素人で、オーバーマンのパイロットとしても並程度の腕前しか持っていないが、綿密なダイヤグラムを管理する運行部長と言うだけはあって知略の冴えは中々のもの。地形を活かした策略や、プラネッタ、デスネッタ、リオンネッターの"相手の心に直接干渉するオーバースキル"を有するサイコ・オーバーマンを用いた人の心理を利用する辛辣な作戦でヤーパンの天井を苦しめる。
目的の為ならマグマ溜まりを噴火させたり、爆弾で都市ユニットごと吹き飛ばそうとしたりなど、戦闘員のみならず一般住人にも甚大な死傷者が出るであろう作戦を行う事も厭わない。
しかし、リオンネッターを用いて臨んだ戦いにおいて、ゲイン・ビジョウの触れてはいけない過去のトラウマと逆鱗に触れてしまい、激怒した彼の駆るエンペランザによって銃弾を十字に撃ち込む黒いサザンクロスを刻まれ、最後までダイヤに執着したまま機体と共に爆散した。
関連タグ
サイコ・オーバーマンと呼ばれるシベ鉄所有のオーバーマン。
セミ・オーバーマンとも言われる掘削用のシルエットマシンとオーバーマンの中間的な機体。ドームポリス『ガンガラン』地下のマグマ溜まりを掘削して『ヤーパンの天井』を丸焼きにしようとした...が、これは成功すれば御の字程度の偽装攻撃。本命は『ガンガラン』のライフラインを破壊することで住人を難民化、『ヤーパンの天井』に流入させることで物資を困窮させ、住人同士の不協和音を誘い内乱を起こさせ自滅させる、というエゲつない作戦である。
スパロボで共演した『戦闘メカ ザブングル』のキャラクター。彼女から「運行部長」の肩書を「ウンコ部長」と貶され、その後失態を重ねたことで解任されて「元運行部長」になってしまった時には、「もっとウンコ部長」とまたもや貶されることとなってしまった。