アスハム・ブーン

あすはむぶーん

（イラスト左側の人物）オーバーマンキングゲイナーに登場するキャラクター。ヤーパンのエクソダスを何度とも無く邪魔してきたセント・レーガンのエリート・・・かな？

アスハム･ブーン特務大尉であるっ！

CV:子安武人

キングゲイナー世界を統治しているロンドンIMAの特務隊、アスハムブーン特殊部隊隊長にしてセント・レーガンの若きエリート（28歳）。

ブロンド髪の整った容姿の上流階級気取りだが、特筆すべきはそのすっっっごく濃いキャラクターである。

愛する妹をゲイン・ビジョウに傷つけられた（と思い込んでいるだけ）ことからゲインを目の仇にしており、ことある事に凄まじい執念で追いかけ回している・・・というか暴走して何度か殺しかけている。

本来は優秀な頭脳を持った凄腕の士官のはずなのだが、短気で思い込みが激しく自己中心的でシスコンで、おまけに卑劣で野心家丸出しという残念のオンパレードとしか言いようのない性格のせいでやることなすことが行き当たりばったりなのである。劇中でもそのめんどくさいキャラクターを思う存分活かして主人公達の前に立ちはだかり続けた。

これだけ見るとただのクズ・・・いや実際その通りなのだが、そのとことん自分に一途な生き様はもはや見ていて清々しいまでの存在感を放っており、憎もうと思っても憎みようがない印象を視聴者に抱かせている。キンゲファンからの愛称は「アスハム兄さん」「アスハムサンド」。

担当声優である子安武人のキレまくった演技もそのキャラクターの濃さに拍車を掛けており、物語終盤で演技に熱が入りすぎた子安氏は過呼吸で死にかけたほどである。

ちなみに復讐のタネである妹さんは、行きずりでゲインの子供を身籠ったとは言っても「一夜限りの過去の男」ときれいさっぱり割り切っており、連れ戻してもらおうとはこれっぽっちも思っちゃいなかった…と言うアスハムの完全な空回りである。嗚呼、ダメ兄貴。

貴様にィ、関連タグと言われる謂われは”まだ”無いっ！！

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