CV:佐々木誠二
人物
シベリアの地を事実上牛耳っている鉄道公社・シベリア鉄道を指揮する総裁。別名は『鉄道王』。アナ姫曰く「悪いお釈迦様」。
鉄道公社の発展の為には手段を択ばず、果断で冷酷な独裁者だが、どこか子供っぽい一面があり憎めない。世界中に鉄道を敷くのが夢。
自身の搭乗する列車に縄を括り付けられ、倒れたヤーパンの天井を起こす牽引車として利用されていると知りながらも、運行ダイヤを優先&ついでにヤーパンの天井を逆方向へ引き倒すために暴走させるなど、無茶苦茶……もとい融通の利かないとことがある。
ゲイナー・サンガを含めた”ヤーパンの天井”によるエクソダスを何度も阻止せんとし、最終的には本社である”アガトの結晶”(物語のラスボス・オーバーデビルを封印したもの)で物理的に押しつぶすという蛮行に出た。
荒くれ揃いのシベリア鉄道をまとめ上げる人物だけあって腕っ節も強い…それどころか御齢61歳にして肉弾戦では作中最強であり、アスハム・ブーンに挑まれた時もパンチを顔で受け止めてアスハムが怯んだ所を一方的に打ちのめすばかりか、拳銃を突きつけられても銃を持った手首を捻って対処、トドメに「アスハムサンドにしてくれるわ〜っ!!」という雄叫びと共にアッパーカットで殴り飛ばしノックアウトした。
公私ともに無茶苦茶な人物だが、良くも悪くも人間くさいところがあり、エクソダスを煽動しているミイヤ・ラウジンのパフォーマンスで喜んだり、秘蔵っ子であるシンシア・レーンに対しては実の孫のように優しく接していた。
オーバーデビルの力を利用し世界を牛耳ろうとしていたが、アスハムの野望によってオーバーデビルを暴走させられ、シンシアが取り込まれてしまった際は、隠し持っていたドミネーター(2号機)を操りオーバーデビルに挑んだ。しかし結局は返り討ちにされ、最期は部下である親衛隊の乗るブラック・ドミが変身したラッシュロッドの火炎放射の盾にさせられ、他の親衛隊の機体ともども蒸発した。