概要
シベリア鉄道警備隊のオーバーマン。
搭乗者はシベリア鉄道警備隊隊長のヤッサバ・ジン。
三角形の信号機のようなパーツがついた左右非対称の頭部にずんぐりとした紫色のボディが特徴的な姿をしている。
頭の信号機は後述するオーバースキルの中枢になっているらしく、ゲイン・ビジョウが操るガチコに信号機を破壊された途端にオーバースキルが使用不能に陥っている。
主な武装は両手首の付け根に装備した2連装ロケットランチャー(各2門、計4門。ただし劇中での描写はロケットランチャーというより機関銃に近い)。 その他、「ベロウズ」と呼称される鞴に似た形状の手持ち式超高熱火炎放射器を武器として使う。
オーバースキルは「時間停止」。
自分以外の全てを停めるのではなく、手から放出されるエネルギーを当てることで物体の動きを停止させる。停止させた時間は任意で解除可能で、弾丸を停止→一斉に解除して擬似オールレンジ攻撃や台風を時間停止させて天然のトラップとして利用するなど、最序盤に登場した敵ながら強力かつ多彩な戦術でキングゲイナーを苦しめた。
さらに、「ストップコート」というマント型の拡張パーツを装備する事でより広範囲の時間を停められるようになり、コートの裏面からエネルギーを照射してヤーパンの天井の移動拠点であるシルエットマンモス全体の時間を停止してみせた。(余談だが、持病で死にかけていた住人が時間停止されたお陰で処置が間に合い助かっている)