概要
モンスター・ハイ(Monster High)はmattelから発売されている女子高生モンスターの人形。
2010年7月に誕生し、世界50カ国に展開している。また同社のバービー同様、アニメやウェブ、出版などメディアミックスでも展開している。
日本では2013年4月からマテル・インターナショナルから発売。 2013年からはこの作品と世界観を共有するドールシリーズEver After High(公式サイト)の発売も開始された。
キャラクター
モンスター・ハイの生徒およびその家族
声優は英語版/日本語吹き替え版。
フランキー・シュタイン
声:ケイト・ヒギンズ/夏谷美希
フランケンシュタインの怪物の娘で、生後15日。
左右の瞳の色が違う(オッドアイ)のが特徴で、手首の縫合を外して、手首を移動させることも可能。
性格は恥ずかしがり屋で礼儀正しい。
グラウディーン・ウルフ
声:サリー・サフィオッティ
オオカミ人間の少女で姉御肌的な性格の持ち主。
月はもちろん、それに準ずるもの(スポットライトなど)を見てしまうと暴走してしまう性質を持つ。
兄がいる。
ドラキュローラ
声:デビ・デリーベリー/廣瀬愛
ドラキュラの娘で、他のキャラクターより小柄。
クレオ・デ・ナイル
声:サリー・サフィオッティ/西村野歩子
ミイラの少女。学校ではチアリーダー(劇中ではフィアリーダー)を務めており、いわゆる女王様気質。
デュース・ゴーゴン
声:ユーリ・ローエンタール(第1シーズン~第2シーズン)→カム・クラーク(第3シーズン)→エエヴァン・スミス(TVスペシャル、第3シーズン後半)/坂東賢春
メドゥーサの息子で、クレオのボーイフレンド。不用意に周りの人物を石にしてしまわぬよう、常にサングラスをしている。
学校ではバスケットボール部部長を務めている。
ラグーナ・ブルー
声-ローラ・ベイリー
オーストラリアの深海から転校してきた半魚人の少女で、原語版ではオーストラリア訛りで話す。実験用の蛙を救おうと奮闘したりと水生生物にシンパシーを感じる性格でもあるが、好きな食べ物は寿司である。
学校では水泳部の部長を務めている。
グーリア・イエルプス
声-オーデュ・パーデン
ゾンビの少女で、人語を話すことができず唸り声をあげるだけだが、周りの友人たちには何が言いたいかは伝わっている。
学校の成績はよく、カンニングを試みたクラウディーンに狙われたことがあった。反面、運動神経には自信がない。
スロー・モー
声-オーデュ・パーデン
グーリアと仲良くなったゾンビの少年。
ギル( Gillington "Gil" Webber)
声-エヴァン・スミス
半魚人の少年だが、ラグーナとは異なり淡水で生活する種族である。
頭は常にガラスケースの中に入っている。
ヒース・バーンズ
声-ユーリ・ローエンタール(第1シーズン)→カム・クラーク
炎の精霊である少年。興奮すると頭が燃え上がる。
『代理教師』ではザールが代理教師を務めると聞いてさぼるために教室をすぐに出て行く形でモブキャラクターとして登場した。続く『あこがれの新入生』で、ドラキュローラの恋愛の対象になった。
ロシェル・ゴイル
声-エリン・フィッツジェラルド
ガーゴイルの少女。
ジナファイア・ロン
声-ステファニー・シェー
龍の少女。
スケリータ・カラベラス
声-ローラ・ベイリー
骸骨の少女。
アビー・ボビナブル
声-エリン・フィッツジェラルド
イエティの少女。冷たく無愛想だが、誠実な人物でもある。
ジャクソン・ジキル&ホルト・ハイド
声-シンディ・ロビンソン
ヒースのいとこで、半分炎の精霊の血を引いている。
スペクトラ・ヴォンダーガイスト
声-エリン・フィッツジェラルド
ゴシップ好きな幽霊の少女。
トラライ・ストライプ
声ーアメリカ・ヤング
化け猫の少女。
いつも化猫姉妹と一緒にいる。
ファセフォニ&ミャウロディ
化け猫の双子の少女。
トラライとつるんでいる。
キャットリーヌ・ドゥミュウ
芸術家肌の化け猫の少女。
ロベッカ・スチーム
マッドサイエンティストによって作られた時計仕掛けの少女。
ビーナス・マクフライトラップ
植物モンスターの少女。
オペレッタ
オペラ座の怪人の少女。
トワイラ
ブギーマンの少女
ジジ・グラント
ランプの魔人「ジン」の少女
教職員
ルー・ザール先生(Lou Zarr)
声 - トロイ・ベイカー/
ドラキュローラたちのクラスに代理教師としてやってきた人間の男性。発音が"Loser"と似ていたため、生徒たちからは『負け犬』と呼ばれ憤慨していた。
Mr. Where
声-ユーリ・ローエンタール
演劇の教師である透明人間。透明化するときは衣装ごと透明になることが可能。『カンニング』では試験の監督を務めていた。
Mr. Hackington "Hack"
声-オーデュ・パーデン
レザーフェイスのような姿をした生物教師。
メディア展開
2010年5月5日、モンスター・ハイの公式ウェブサイトがオープンした。公式サイトでは、ゲームやキャラクターのプロフィール、ダウンロードコンテンツなどのほかに、Webアニメや舞台裏を描いた映像の配信も行われている。主題歌"Fright Song" はYouTubeで視聴可能なほか、 iTunesでも購入可能である。 また、テレビスペシャルの放送も行われており、これまでにニコロデオンでNew Ghoul @ School、Fright On!、"Ghouls Rule"、 Why Do Ghouls Fall in Love、Scaris:City of Frights、Escape from Skull Shoresが放送された。
2011年10月25日にはニンテンドーDS/Wii用ソフトウェアen:Monster High: Ghoul Spiritが発売され、翌年11月には、同じプラットフォームでSkultimate Roller Mazeというゲームソフトも発売された。このほかにも、 Ghoul BoxとSweet 1600 というiPad/iPhone向けアプリもiTunesで配信されている。
現在、世界中を舞台とした、実写ミュージカル映画の制作が、ユニバーサル・ピクチャーズによって進行している。
日本での展開
日本では2013年3月からwebアニメの配信が行われており、青文字系モデルのYURAがイメージキャラクターを務める。
サブタイトル
順番は北米での配信に準ずる。(入れ替えのあるシーズンは日米の話数を併記する。)
第1シーズン
話数(米) | 話数(日) | 邦題 | 原題 |
---|---|---|---|
1 | ジョンディス・ブラザーズ | Jaundice Brothers | |
2 | 7 | クラウディーン、オンステージ | Talon Show |
3 | フィアリーディング | Fear Squad | |
4 | 代理教師 | Substitute Creature | |
5 | 12 | バースデーバーティー | Party Planners |
6 | ギルとラグーナ | Blue Lagoona | |
7 | 10 | カンニング | Copy Canine |
8 | 5 | あこがれの新入生 | The Hot Boy |
9 | 13 | ツイてない日 | Bad Scare Day |
10 | 8 | クラス写真 | Photo Finish |
11 | 2 | グーリアの恋 | Cyrano De Ghoulia |
12 | Bad Zituation | ||
13 | 11 | オーディション | Clawditions |
14 | 9 | 自由への戦い | Freedom Fight |
15 | Totally Busted | ||
16 | Freakout Friday | ||
17 | Mad Science Fair | ||
19 | The Good, the Bat, and the Fabulous | ||
20 | Rumor Run Wild | ||
21 | Fur Will Fly | ||
22 | Horrorscope | ||
23 | Idol Threat | ||
24 | Hatch Me If You Can | ||
25 | Date of the Dead | ||
26 | A Scare of a Dare | ||
27 | Parent-Creature Conference |