「僕はずっと待っていたんだ。この森で6年間、君がやってくるのを」
「さあ立って、キリト。僕の親友、僕の英雄 ───」
概要
『ソードアート・オンライン』に登場するユージオとキリトのBLカップリングタグ。
ユーキリとつけられることもある。
アンダーワールドでキリトが初めて出会った相手がユージオであり、二人は「連れ去られたアリスを探す」「システムコンソールを探す」という互いの目的のために共に央都を目指して旅することになる。
キリトは初めてできた親友であるユージオを大切に思っており、ユージオを現実世界に連れ出して仲間に紹介することを思い描いていた。そのため旅の果てにユージオを亡くしたことで心に傷を負い、深い自責の念にかられていた。
ユージオからしても、キリトは自分を村から連れ出して孤独な日々を終わらせてくれた恩人である。また「誰からも愛される」キリトはユージオにとって羨望の対象でもあった。
また互いに記憶を失っているものの、二人はアンダーワールドにおいて共に育った幼馴染である。
なお、アリシゼーション・リコリスの初回限定版特典BDにおける大喜利にて、中の人達によりまさかの音声化がなされてしまった。
ユナイタルリング編(⚠️ネタバレ)
「僕……ではなく私は、整合機士エオライン・ハーレンツ。よろしく、キリト君」
原作第5部のユナイタル・リング編においてもユージオを喪った悲しみを克服できずにいたキリトは、200年後のアンダーワールドでユージオそっくりの男、エオライン・ハーレンツと出会う。
キリトは激しく動揺し、ユージオが奇跡的に蘇ったのではないかという期待を抑えきれずにいたが、2度目に会ったときに彼の身の上話を聞かされたこと、ユニットIDがユージオのものと異なると確認したことで落胆し、涙を流した。
二人をテーマとする曲
本当はね いつだって 大切で 羨ましくて ずっと側にいたいんだよ
藍井エイルによるアリシゼーション1クール目のED曲「アイリス」は、「ユージオから、キリトを見た心情」をテーマとしている。(ソース)曲中にある「傷」は過去にトラウマになるほどの過酷な経験をしたキリトの心の傷を表しており、その傷をユージオが癒していくことができたらいいという思いが込められている。
また、4クール目OP曲であるReoNaの「ANIMA」のカップリング曲である「雨に唄えば」は、「ユージオがいなくなってしまって、すごく深い雨の中にいるキリトに対して、もしかしたらこの雨も上がるかもしれない。これから光が射してくるかもしれない、そう思ってもらえる楽曲になってると思います。」と述べられている。(ソース)
関連作品
【漫画・イラスト】
【小説】