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主コハ

しゅこは

スマートフォンゲーム「ソードアート・オンライン インテグラル・ファクター」のキャラクター、主人公(男性を選択した場合)とコハルの男女カップリング。
目次 [非表示]

概要編集

βテスト時にコハルと出会い、その際に戦闘の手ほどきを行いそれがきっかけで友人になった。

コハル共々キリトとアスナの間を「カップルのようだ」などと度々からかうような発言が見られる。が、おそらく主人公もコハルも周囲からそのように見えているであろうことには気づいていなさそう(クリスマスイベントでは数秒間いい雰囲気になりかけるなどそう見られてもおかしくない面がある。この時はNPCの視線で中断させられたが)である。

更に本編ではリズベットやアルゴからよく「カップルだ」とからかわれるが、鈍感な主人公はともかくコハルはまんざらでもなさそうにしているなどが挙げられる。


2019年お正月イベントでは、終盤の初詣での会話で「もっと仲良くなれますように」という選択肢を選ぶと「今でも十分仲良いでしょ!」と返してくる。直後にはリアルでも一緒に初詣に行こうというセリフも・・・


そして遂に、3周年イベントでは時系列ははっきりしないがとうとうコハルと両想いだと明言された。というか選択肢にもよるがほぼプロポーズ同然である。




末永く爆発しろ


余談編集

このカップリングは基本的に男女のカップリングとして扱われるが、プレイヤーによっては百合カップリングもある。

しかし、インテグラル・ファクターの製作としては百合カップリングとしては作っていないと明言している。


関連タグ編集

ソードアート・オンライン 主人公 コハル

公式カップリング

ハル雪姫...同一作者による別作品主人公ヒロインの公式CP。





























以下、ストーリー最新章のネタバレを含みます!



選択の時~試される絆~編集

時は流れて61層攻略中、(いつものように)NPCを助けるところから始まるクエストを受注。

しかし、戦闘のさなかにコハルが一撃被弾。ダメージ自体はどうということはなかったのだが、攻撃を受けた首筋には刻印があった。


…それはフロアボスの魂の一部であり、ボスを倒すにはコハルを殺してボスを道連れにするしかないというという恐ろしいものであった。


クエストNPCは(サチ生存に伴い今まで出番のなかった)《還魂の聖晶石》を使用して直ちに解呪を試みるが、そこに偶然にも居合わせたPoHが現れてNPCを倒してしまった


残された聖晶石を拾い上げると、使用者に刻印を移動させる…つまり、使えば身代わりになれることが分かった。しかしながら、コハルがそれを望むことはもちろんない。



報告を受けたKoBやDKBをはじめとする攻略組中核メンバーは攻略と並行して刻印を解除できるサブクエストを探し始めるが、手掛かりは見つからず時間だけが過ぎてゆく。

自身たちのために攻略が滞っていることに焦りを隠せない二人。気分転換に海岸で遊んでいた途中で偶然受諾したクエストの流れで《結婚式》を挙げ(システム的な結婚はしていないが)、そのまま借家ながら同居生活を始めることになる。


やがてアルゴが先のNPCと同じ一族のNPCから取得できるというとあるエクストラスキルの情報を持ってくる。

そのスキルとは―《不死》。しかし、引き換えにレベルアップができずスキルスロットもすべて埋まってしまうという大きすぎるデメリットがある上、グリーンプレイヤーを生贄として必要とすることが分かり取得は見送られた。



クエスト探しは振り出しに戻り、探索を進める中…


ついに業を煮やした攻略組の一部プレイヤーの襲撃を受けてしまう。相手の武器を破壊して丸腰に追い込み、主人公は覚悟を決めかけるもコハルに制止される。

相手も撤退してその場は収まったが、これをきっかけに焦りは最高潮に。


システムに最も詳しいとされるヒースクリフに助言を請うも一プレイヤーにどうこうできるものではないとした上で「SAOでは五感で得た一次情報だけが真実である、君は常にSAOに絶対はないと証明し続けただろう、考えることをやめるな」との助言にとどまり、不審な点のあるリュール達を運営側の人間だろうと考えて詰め寄るも収穫はなかった。




『自分のせいだ…』

『あの日…《はじまりの日》に…』

『コハルに声をかけたりしなければ…』

『自分と一緒にはじまりの街を出たりなんかしなければ…』

『じっとクリアを待っていれば…こんなことには…』

『巻き込んでしまったのは…自分だ…』


ついに後悔を口にする主人公。しかし、コハルは語る。


『○○に声をかけてもらって 一緒に上の層を目指して クリアのために頑張って―』

『確かにきっかけは○○だったけど でも それを選んだのは私だから』


共に歩むことを選んだのは、確かに自分の意志であったのだと。






だが、翌朝…


隣のベッドに彼女の姿はなかった。

一通の封筒を残して。



同じ時を重ねてきた日々。形のあるもの、ないもの。本当は終わらせたくなんてない。だけど、自分一人のために他人に犠牲を強いることはできない―

だから、自分一人の勇者ではなくみんなのために戦ってほしい。新しいパートナーができても、忘れないで欲しい―




コハルの想いは痛いほどわかる。でも―


セルムブルクにも教会にもいない。主人公はふと思い出した。死ぬつもりなのなら、行く場所は一か所しかないはずだと。


結婚式クエストの折、指輪を渡した海岸。果たして、コハルはそこにいた。

しかし、大声でやり取りしたためにかえってモンスターを引き付けてしまう。


―コハルが望んだとおりに。主人公を巻き込んだことはもちろん予定通りではなかったが、初めから意図的なトレインをして倒されるつもりだったのだ。

だけど、まだコハルは生きている。ならば守る。コハルが自分のパートナーなら、自分はコハルのパートナーなのだから。大切にしたいパートナーは、一人しかいないのだから。


だが、数が多すぎる。しかもコハルは意志を曲げようとしない。

ならば、方法は一つ。聖晶石を使い、刻印を自分に移動させること

自決する理由がなくなったことでようやくコハルも戦闘に加わり、モンスターは殲滅された。


そこで気づく。聖晶石を使った直後は刻印がなかったことに。

改めてプロパティを見ると、刻印が移動するのは使用から10秒後だという。


つまり、理屈の上ではその間にボスにとどめを刺せれば刻印は行き場を失い、ボスはそのまま倒せる。

失敗すれば元の木阿弥になるリスクはあるが、賭けてみる価値はある。皆異存はなかった。












かくしてボスは打倒され、主人公とコハル、どちらの首筋にも刻印はなかった。61層フロアボス討伐で犠牲者は出なかった。






ボス撃破後、例の《不死》スキルを手にしたあの男が現れて《不死》の恐るべき真実が明らかになるのだが、それはまた別の話である。


結実の時~新たなる戦いへ~編集

更に時は流れて75層。フロアボスの文字通り予習となるフィールドボス「ザ・ライフハーベスター」に返り討ちに遭い、攻略組が事実上潰滅



それでも、逃げることは出来ない。下層で待つ全てのプレイヤーのため、己の未来のため、挫けることなく残った精鋭たちは、共同戦線を張ることになるNPCの説得を始め、第二陣が来ると判明したライフハーベスターへの備えに死力を尽くす。




大切なものを護ろうとして、失った。それでも、救えたものは確かにあった。




残されたものは、犠牲と絶望だった。だがその背中は、確かに希望を繋いでいた。




定められたレールに沿わねばならない運命を嘆いた。そして、ここで終わらせると誓った。




心ない言葉で詰られようと、屈しはしない。この想いは必ず届くと、誰にだって出来ることは必ずあると、信じているから。



そして迎えたライフハーベスター戦2回目。運命の戦いを前に、かねてから61層での挙式の件を知っていたアスナはコハルにアドバイスを授ける。



『この先の層はもっと苛烈になっていく。後悔しないためにも、伝えたい想いがあるならはっきりと形にして伝えておいた方がいい。だから、形だけではなく本当に結婚するべきだ。』

『SAOにおける結婚システムはプラグマチックだが、同時にロマンチックでもある。』




そして、コハルは意を決して主人公に告げる。




『もしライフハーベスターを倒して、二人とも生き残れたら、その時は本当に結婚してほしい。その相手は○○(主人公)だと決めていた。』



その後、無事ライフハーベスターは倒され、その祝勝会の席で、二人は遂に結婚。余談だが、こちらからプロポーズする際のセリフは3パターンあり、ストレートなものからワイルドなものまで揃っている。



そしてフロアボス「ザ・スカルリーパー」が打倒された後、キリトによってヒースクリフの正体が看破され、あのデュエルが幕を開ける。だが、キリトの渾身の一撃がヒースクリフを貫き、全てが終わったと思われた瞬間、遂にカーディナルシステムが牙を剥く




このデュエル自体が無かったことにされた結果、アスナ・キリト・ヒースクリフのHP全損もなかったことになったものの、同時にヒースクリフが定めたクリア条件の達成=プレイヤー解放もまたなかったことにされてしまう。




更には自身の創造主であるヒースクリフからGM権限を剥奪、黒鉄宮に転送・幽閉して自由を奪い、アインクラッドの全てを自身の手中に収めてしまった。まさに誰も知らない「その先」が、始まろうとしていた。


まだ見ぬデスゲームへようこそ 征け、75層のその先へ



未だ遠い100層と現実世界を目指して、二人の冒険はこれからも続く。

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