概要
『スパイダーマン』に登場する日本人女性。
媒体によっては名前がユリとなっている。
原作設定
普段はニューヨーク市警の女性警察官であるが、有事には自警団員レイスとして活動しており、時にはスパイダーマンと共闘する場面もある。
ゲーム版
声:恒松あゆみ/ 英:タラ・プラット
『Marvel's Spider-Man』で登場。
こちらもニューヨーク市警であるが、名称がユリコ・“ユリ”・ワタナベ(以下ユリ)となっており、作中では終始女性警部という設定。38歳。
警察の中では数少ないスパイダーマンの協力者であり、スパイダーマンもユリを頼りにしている。
皮肉屋で気難しい性格をしているが、その反面優秀な実績を残しており、大勢の警察官たちからお手本にされている。
代々警官の家に生まれたが、父親は収賄罪で懲戒免職となり、刑務所に入れられていた。そのことから、父親の過ちを償おうと奮闘している。
その正義感は半ば強迫観念と化しており、ギャングが活発になったDLCのストーリー上ではままならない状況に精神状態が悪化。
正攻法では裁けない悪も存在する事を悟った末にとうとうギャングの暗殺者を自らの手で処刑するという凶行に出て、スパイダーマンとは袂を分かつ。
しかし最後までスパイダーマンを否定せず、「あなた(スパイダーマン)はあなたの為すべき事をして」と発言している。
スパイダーコップというネタを嫌っている。
続編の『Marvel's Spider-Man 2』ではレイスとして再登場しており、フレイム率いるカルト教団を追っていた。
前作の経緯からすっかりやさぐれており、スパイダーマンと再会した際には案の定対立したものの、それから程なくフレイムの凶行を止めるべく渋々ながらもスパイダーマンと共闘する等、前作のシルバー・セーブルに近い役回りとなっている。
関連タグ
ジーン・デウォルフ…ユリコの先駆けとも呼べる女性警部。
パニッシャー…ゲーム版ユリコの行き着く先と言えるヒーロー。
山城拓也、小森ユウ、天野翔、尾ノ前侑、飛騨遙…日本人のスパイダーマン達。小森は最終的にゲーム版ユリコと同じような結末を迎えていた。
アヤ・ブレア…ニューヨーク市警の日系人女性繋がり。こちらはヒーロー顔負けの特殊能力を持つ超人である。もっともこちらは日本人とは程遠い白人系の顔立ちだが。