ライプツィヒ級コルベット
ドイツ海軍が建造した3,000トン台の機帆走コルベット。
ライプツィヒとセダン(後にプリンツ・アダルベルトに改名)の2隻が建造された。
ライプツィヒ級軽巡洋艦
ドイツ海軍が建造した最後の軽巡洋艦のクラス。本級はケーニヒスベルク級軽巡洋艦の改良型で、船体構造を補強したために基準排水量はわずかに増加して竣工したが内外には6,000トンと発表した。
本級の主砲には前級に引き続き「SK C/25 1925年型 15cm(60口径)速射砲」を採用した。性能的には重量45.5kgの砲弾を、仰角40度で初速960m/秒で撃ち出し最大射程25,700mまで届かせる長射程を持っていた。この新型砲を、従来の小型巡洋艦では単装砲架が主体で、装甲巡洋艦の時代でさえ連装砲塔であったが、本級はドイツ巡洋艦では採用していなかった三連装砲塔に収めた。砲身を載せた砲架は3門それぞれが別個に上下できる独立砲架で、砲身の俯仰能力は仰角40度・俯角10度で旋回角度は360度の旋回角度を持っていたが、実際は上部構造物で射界に制限を受けた。
ライプツィヒとニュルンベルク(後にソ連に引き渡され、アドミラル・マカロフに改名)の2隻が建造された。