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概要

無印で登場した大きな落書きのモンスター。

隠し種族であり、再生条件は以下の通り。

1.純血種のモノリスの人気をまず80まで上げて、そこから人気が65以下に下げると純血種モノリスが特殊派生のラクガキモノに変化する。

2.このラクガキモノをメインにして合体すると、ラクガキが再生される。

性能

端的にぶっちゃけそれ程強くないの一言に尽きる。

なにしろ丈夫さと命中の最低っぷりをはじめ力と回避以外はほぼ伸びず(力と回避も中間レベル)それでいて技も命中率に不安の残るものばかり、命中重視技は賢さ技なので威力が足りない……。

一応ガッツ回復はかなり早く、大ダメージ技と超必殺技の火力はしっかり高いので、思い切ってガッツを満タンまで貯めたら、大技狙いで戦っていこう(特に超必殺技Bの『ローリングチキン』は遠距離技かつ最大火力を両立しているので、限界まで命中率を高めておけば瞬殺も可能)。

もちろんガッツ回復が速い以上、大技の試行回数を稼げることにもつながるのもメリット。

と、ネタキャラのイメージでありながら、その実KO狙い自体はむしろ容易な部類と、間髪入れず大技のラッシュを仕掛けるそのサマは、格闘ゲームでたとえるなら「火引弾の皮をかぶったザトー=ONE」といった感じである。

こんなピーキーな実力でありネタキャラとしての側面が強いが、実は第1回のモンスター甲子園で純血種のラクガキが4位に入賞している。

繰り返し言うが、ピーキーではあっても基本的にはそう悲観するほどポテンシャルは低くない。

むしろKO狙いが容易な分、のちのモッチーホッパーよりはまだ望みはある方である。

また、もしも仮に2に続投できていたならば

強キャラと名高いジョーカーケンタウロスにとっては

・いくら技の命中率が低いといっても、回避も低ければ案外簡単に当たってしまう。

・加えて大技の威力自体しっかり高いので、耐久力が芳しくない以上あっさりKOされてしまう。

という2点から最悪の天敵足り得たダークホースでもあった。

さらに言うと、ジョーカーの場合、デスパンチやデスナックル連打で基本技らしからぬガッツダウン量で、ガッツを削って攻め手を封じる戦法も、前述の通りラクガキのガッツ回復が準最速クラスに速い以上まず通用しないのも辛酸をなめさせてくれただろう。

ちなみに技の殆どが「がんばれギンくん」のミニゲームに由来している(ガラガラ系、ゲッター系等)。

その後のラクガキ

MF2では登場せず、ラクガキ種をMF2で再生するとモノリスの特殊派生・ラクガキモノが再生される。

能力面では力と賢さの違いこそあれどチャッキーが引き継いでいる…ように思えて実際のところは、コメディ路線なキャラ立ちもあって、むしろダックンのほうが近いかもしれない。

まずチャッキーとしてのラクガキと比較した視点で見ると、ラクガキの欠点である成長値と寿命が改善されておりその点では強くなったと言える。

一方ダックンとは

・接近戦では基本的に手詰まりとなる

・防御面は耐久力より回避率に頼ることになる(ここはチャッキーとも共通している)

・ガッツダウン技の命中率は心もとないが、決まったらゴッソリ削れる(大大砲←→ビックリバコ)

・大ダメージ技ないし超必殺技の破壊力はホンモノ。ゴーレム並みに劣悪な命中率も含めて。

・ダックンの純血種とラクガキのガッツ回復は8と共通している。もちろん大技の試行回数も多く稼げることにもつながる。

その後暫く登場しなくなるが「モンスターファームアドバンス2」で久々の登場を果たす。

なお「モンスターファーム4」以降の作品ではザンの特殊派生としてニセラクガキが登場している(ちなみに4ではこのゲームで出たりする)。

派生種一覧

名称SUB種族初登場作品
ハエツキレア1
ラクガキツーレア1
ナンゴクラクガキレア1
アカペンレアGBA2
レインボウレアGBA2
シマシマーレアGBA2

余談

外見の元ネタはモンスターファームを制作したテクモが世に出した知る人ぞ知るアーケードミニゲーム「がんばれギンくん」の主人公で1P用キャラ・ギンくんである。

特殊派生のラクガキツーの外見の元ネタは「がんばれギンくん」に登場するワルモノ・ガツガツである(ちなみに2Pキャラのカエルのハムは、MFに同名のキャラがいるかどうかは定かではないが未登場)。

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