概要
MF2で初登場した虫モンスター。虫型モンスターでは2代目で羽化しない虫としては初代。
※ワームの成体であるビークロンについてはすでに変態しているため羽化しない虫からは除外。
キモいことで有名なモンスターで、読み仮名の通り顔面凶器の持ち主。
ただしMF3(PS2版モンスターファーム)ではキモさよりかわいさが増している。
もちろんかわいさが増しているため顔面凶器非搭載。コロペンドラらしくない。
なおこのモンスターは3匹で一組となっている。生まれてくるときも3匹一緒、バトルでも3匹一緒、もちろんKO負けしたときも3匹一緒に力尽き、そしてなぜか死ぬときも3匹一緒である。
勝利・愛・努力の3つの意思を持っているモンスター。愛の意思は無視されることが多い。
(モンスターファーム2コロペンドラの図鑑の説明から)
能力としてはライフが最も伸びやすく、スピードもそれなりにある。そのせいで虫の癖によくよける。
丈夫さに関しては本当はほとんど伸びないがプールバグのおかげで悪いどころかむしろ最高である。
反面、攻撃力は控えめとなっている。ちからもかしこさも初期値が低く設定されている上、上昇値もちから、かしこさともにDとされている。そしてそれは耐久面にも現れるため、プールばっかしまくって丈夫さだけが高くてもそれはただの虫であることには変わらない。ちから、かしこさはしっかり上げないとバトルではうまく戦えないかも。
また、このモンスターはどの派生種になっても成長パターンは育成しやすいとされる「晩成」である。晩成はその名の通り育成からかなり時間がたった後でピークになるもので、全ての育成パターンの中でもっともピーク期間が長い。おまけにこのモンスター自体結構長く生きるためピークはかなり長い。
そのため本来育成しづらいとされている「早熟」になってしまうピクシー派生の「ピーチツリーバグ」もこいつの場合「晩成」になるので、成長適正だけでどのモンスターを育てるかを決めることができる。
能力としてお勧めなのは「リキッドキューブ」。かしこさが純血に比べ伸びやすく、ゲル派生ながら回避も悪くない。ライフは少し落ちてしまうがそれでも適正はBなのでプールバグを使う価値はある。
また、育てやすさでは「純血コロペンドラ」も良い。ヨイワル値もヨイに傾いている上、ライフ適正もAと非常に育てやすい。何気にコロペンドラ種でレアモンを除くと全種の中で一番の長寿。その代わり強力なドレイン技である「ヒールダンス」を覚えられないのが唯一の欠点。
初期で逆上を持つ「ピーチツリーバグ」は適正が悪く寿命もコロペンドラ種では一番短い。ただし移動速度はコロペンドラ種では唯一C、かつガッツ回復も最速なのでフル戦でオススメ。
3ではフカズキン(海岸派生)というコロペンドラ種初の早熟タイプが登場。
このモンスターを通常かコロニット(雪山派生)に繋げるのがおススメの育成パターン。
4ではピーチツリーバグ復活と共に大幅に派生種が増加。
コロメッツ(マジロー派生)やガンビッツ(デュラハン派生)が高いライフと火力を活かしやすい。
移植版MF2では、シン・ゴジラのサウンドトラックから超必殺技であるメテオドライブと、命中重視技のいけにえを覚えたイーデンが誕生することが判明。
能力値はちから231、命中233(他は全て59)と、元ネタはどう考えても劇中に登場し、数々の人々(と、ゴジラに無残に破壊されてきた電車達)の怒りを載せゴジラに突撃し散華した対ゴジラ用電車である。
技考察
全体的に技の威力は低めだが、技の効率は全体的に悪くない。命中率A以上の高命中率の技が全15種類の技のうちなんと7種類もある(そのうち命中率Sの技は3種類)。
その高い命中率の技の中でもトップクラスの技効率といわれているのが「いけにえ」である。この技を外すと自分がダメージを受けてしまうが、もとの命中率が非常に高いのでそれほど気にならない。相手に与えるダメージもそれなりにある上、攻撃を当てれば反動ダメージを受けずにすむ。
外しても自爆ダメージは軽いが。
攻撃力はあまり高くないので命中率の高い技をうまく使って、手数で相手を倒すのがベスト。
物好きならデルタアタックやメテオドライブで一撃型でやってみてもいいかもしれない。
3ではどの技も名称こそ変わったものの使用感はあまり変わらない。
しかし4では全ての技に自爆ダメージという非常に厄介な効果が付いているため、使いにくいモンスターとなってしまった。