概要
筋力増幅型。グレゴール、ヴァモアと並んで最も初期に実用化されたゾアノイドであり、制圧戦以前の段階で各国に二千体以上が配備されていた。筋力の増幅率は常人の10倍程度とこのタイプの中では低いが、調製技術が低かった初期においても調製成功率が高く量産に適していたことから主力獣化兵となった。
これには哺乳類型獣化兵であるということ(サルと人間の遺伝子の差異はごくわずかとされるが、それに近くごく簡単な調製だけで作れたのであろう)と、降臨者の調製データが残っていたという事情も大いに益している。
だがすでに完成された形であったからか、ラモチスからの改良は困難だったようで、スペシャルアップ・バージョンであるゴビルバは調製成功率が低下し量産化を見送られている。
多賀なつきによって人間体の特徴が調査、収集されていたようだが劇中では公開されていない。