概要
インセクター羽蛾の使用カード。
テキスト
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 400
このカードは通常召喚できない。
「進化の繭」が装備され、自分のターンで数えて2ターン以上が経過した
「プチモス」1体をリリースした場合に特殊召喚する事ができる。
解説
進化の繭を装備したプチモスを自分のターンで数えて2ターン(相手も数えた場合4ターン)維持しなければ正規召喚出来ないという極めて高難度な召喚難易度を持ちながら、場に出た後は実質バニラの低ステータスモンスターにしかならないという戦略的価値が殆どないカード。
とは言え昆虫族の特殊召喚モンスターなので超進化の繭で召喚条件を無視して特殊召喚したり、昆虫族軸の【推理ゲート】に採用し、デビルドーザーやジャイアントワームのコストにするといった使い道もある。…のだが、その使い方だとそもそもデビルドーザーやジャイアントワームが特殊召喚モンスターなので端から競合する他、よりによって究極完全態・グレート・モス及びグレート・モスと条件が被る上にあちらは加えて寄生虫パラノイドのサポートを受けられる。
一応特殊召喚モンスターであることやステータス・レベルの数値などは唯一無二なので完全上位互換が存在するわけではないが、いかんせんこのカード単体では何も出来ない上にライバルが多すぎるのが痛い。
ちなみに原作においてはこのカードがプチモスのポジションである。
1998年末にゲーム版遊戯王DM第1作が発売すると、このモンスターを含むグレート・モス系列はゲーム内で唯一となる特殊効果を有した状態で実装された(詳細はプチモスの項目参照)。
この効果故にゲームバランスに配慮したのか詳細は不明なものの、ラーバモスの前の1〜4齢幼虫に相当するイモムシ携帯としてプチモスが実装され「完全究極態(究極完全態)」までの進化系統が5段階になるように設定された。こうした結果により元々進化前の基礎形態だったはずが何故かプチモスの進化形態の一つとして設定され、これがOCGにも転用されたことで今日のポジションに至っている。ある意味カード化に際した被害者であるとも言える。
東映版のカードダスでもグレート・モスと共に実装されている(こちらは何故か進化の繭がいない)。攻撃力は600にUPしている。
関連タグ
グレート・モス 究極完全態・グレート・モス:同じくプチモスからの進化形態
ニードルワーム:色違い