概要
ニンジャソウル憑依ではなく修行によってニンジャになった者を指す単語。
異形のニンジャも元は人間(モータル)だったのだ。
動物がリアルニンジャになったニンジャアニマルは当然別として。
憑依ニンジャはニンジャソウルのディセンションを経て劇的に肉体変化を遂げ、超人的なニンジャ身体能力を身につける。
一方、モータルがニンジャになるには、断食・ザゼン・木人拳といったトレーニングや師匠からのインストラクションを通して心身を鍛え上げる必要がある。
それ故、一般的に未熟なリアルニンジャは憑依ニンジャよりも遥かに弱い。
劇中に登場するリアルニンジャたちの強大な力は、長い時間をかけてカラテやジツを鍛え上げ、幾度となく死線を潜り抜けてきた経験によるものである。
リアルニンジャの多くはそれぞれ独自のカラテ・ジツを伝承するニンジャクランという組織に属している。
ニンジャクランには階級が存在し、いわゆるゲニンであるレッサーニンジャ、その上位にあるグレーターニンジャが多くを占める。
最上位たるアーチニンジャは厳しいトレーニングを経て名誉を認められ、ハナミの儀式でニンジャクランの長から免許皆伝と共にカイデン・ネームを与えられた存在である。
平安時代から江戸時代にかけて劇中世界のエテルが減少し、リアルニンジャの数は減少していく。
本編第1部の時間軸において、「ローシ・ニンジャ」ことドラゴン・ゲンドーソーは「日本最後のリアルニンジャ」と呼ばれる存在であった。
カイデン・ネームはリアルニンジャとしてのニンジャネームであり、「○○・ニンジャ」のように、「ニンジャ」の前に区切りがあるのが特徴。
「ダークニンジャ」や「ケムリニンジャ」のように、ニンジャネームに「ニンジャ」と入っているだけでは、カイデン・ネームとは見なされない。
Twitterでの本編連載時、「ケムリニンジャ」が「ケムリ・ニンジャ」からニンジャネームを修正されたのはそれ故である。
何かしらの理由で現代で活動するリアルニンジャは、カイデン・ネームとは別に新たなニンジャネームを使用する等で本来の名前を隠すケースが多い。
名前で縛るジツの存在等、名前を知られることが弱点となりうることが理由とされる。