ドラゴン・ゲンドーソー
どらごんげんどーそー
◆忍◆ ニンジャ名鑑#10 【ドラゴン・ゲンドーソー】 ◆殺◆
本名ドラゴン・ゲンドーソー。
通り名はローシ・ニンジャ。
平安時代から続くドラゴンニンジャ・クランの末裔にして、日本最後のリアルニンジャ(鍛練だけでニンジャになった者)。
わずか三日間だけ、ニンジャスレイヤーの師となる。
(ネオサイタマ電脳IRC空間「ニンジャ名鑑」より抜粋)
「悪に身を浸す限り、どれだけ敵を排除しようと心休まることはない。己の悪が新たな敵を無限に生み出す。己の疑心がな」
CV:秋元羊介
初出は第1部「メナス・オブ・ダークニンジャ」。
ニンジャネームは『ローシ・ニンジャ』。
ドラゴンニンジャ・クランの技を現代にまで伝えるドラゴン・ドージョーを統べる道場主。
ソウル憑依者ではなく過酷な自己鍛錬の果てにニンジャ化した現代日本最後のリアルニンジャにして、ドラゴンニンジャ・クランのアーチニンジャ(ArchNinja)。
瞑想中に邪悪なナラクニンジャのソウルの気配を察知し、これを追跡。
ニンジャスレイヤーと化した直後でナラクの意志と殺忍衝動の赴くままに暴走していたフジキド・ケンジを発見し、ジュー・ジツによって捕縛してナラクを一時的に封印、正気に戻した。
この際、正気に戻ったフジキドから弟子入りを志願されているがナラクのソウルを理由に一度これを断っている。
しかしヒュージシュリケンらによるドージョー襲撃の際に、フジキドの中にある光を見抜き共闘、弟子入りを認める。
だが直後に瀕死のヒュージシュリケンが放ったアンタイニンジャウイルス『タケウチ』を受けてしまう。
その後、フジキドが冒険の末に入手した解毒剤によってようやく回復できるかと思われたが、ダークニンジャによる襲撃を受け、フジキドとユカノを逃がすために捨て身の自爆技で迎撃し、命を落とした。
フジキドには「センセイ!」と呼ばれ慕われており、彼が尊敬する数少ない人物。
フジキドの師として傍にいることができた期間は合計で僅か三日程度ではあったものの、身体をウイルスに蝕まれて苦しみながらもフジキドに四つの重要なインストラクションを授けた。
インストラクション・ワン!
百発のスリケンで倒せぬ相手だからといって、一発の力に頼ってはならぬ。一千発のスリケンを投げるのだ!
インストラクション・ツー!
ニンジャは地水火風の精霊と常にコネクトし、操る存在だ。これをフーリンカザンと称す!
インストラクション・スリー!
惑うなかれ。敵の姿見えぬならば、邪悪なるニンジャソウルの存在を感じ取るのだ
最後のインストラクションだ!
ニンジャ・ソウルに呑まれるなかれ。手綱を握るのはおまえ自身。
これらの教えは今なおフジキドの中で生き続けており、幾度も彼を救い続けている。
またインストラクション・ワンは第三部にてフジキドからヤモト・コキにも伝授されている。
(「効かなかったらヤバレカバレで攻撃しろ」という意味に誤解されがちだが「通じないなら通じるくらいまで長所を磨け」という意味である、亀が足の速さを鍛えても仕方がない、甲羅の硬さを極めれば良いのだ)
劇中で戦闘が描写されているシーンが少ないが、極めてレベルの高いカラテと神秘的なジュー・ジツの使い手。
詳細は不明だが、自らを白熱したエネルギーと化して自爆するジツやナラクを封印したジツを使える。
伝説の暗殺術チャドーの使い手でもあり、フジキドにチャドー暗殺拳を伝承している。