リトル・ジョン
1
りとるじょん
欧米風の名前のひとつ。
「小人のジョーン」「ちびのジョン」と邦訳されることも多いが、実は名前に反して大柄な体型の男性。丸木橋の上でロビンフッドと喧嘩をしたのが原因で仲良くなり、得物の棍棒(六尺棒とも)を振り回して悪党共をなぎ倒す活躍をする。本名は「ジョン=リトル」だったのを入れ替えた為、今の名前になったと言う物語も存在する。
基本的にロビンと行動を共にするが、ノッチンガム代官を懲らしめるために変装して近付くなど小技もこなす。ハワード・パイルの小説では、反ロビン派のシスターによって瀉血(血を抜く医療)の際に動脈を斬られたロビンを助けに行くが間に合わず、大声で泣きながら相棒を弔うという哀しい去り際で物語から姿を消してしまう。
コメント
コメントが未記入です