概要
100年前に厄災ガノンに対抗するべく神獣ヴァ・メドーの使役を任されたリト族の英傑と、その命を託すべく訪問をしたハイラル王国の王女。
リーバルはキザで自信家な性格故に、やや高圧的な態度を取る事もしばしば。だが、あれだけ大口を叩く鳥でも、唯一従っている相手がゼルダ姫という関係性となっている。
お互いの事は「姫」「リーバル」と呼んでいる。ブレワイ時点では、リーバルがゼルダ姫を何と呼んでいるのか、ファンの間で定まっていなかったが、後の厄災の黙示録にて正式な掛け合いが判明した。
リーバルの「姫」呼びは、結構かっこいいのでファンの方は必見だ。
本編
ブレスオブザワイルドの追加コンテンツの『英傑たちの詩』にて、リーバルの日記や追加ムービーを観る事が出来る。そこには、
- 補佐役に不満があったリーバルは、即座に繰り手の話を断るつもりであったが、ゼルダ姫の「この大地に棲む 生きとし生ける者全てを 厄災の魔の手から 護らなければなりません…」と言う台詞を聞いて、よくこんな恥ずかしい台詞を言えたものだと思いつつ、「ハイリア人ってのは 自分の事しか考えないと思っていたけど、あんなのもいるんだな。」と、返事を保留にした。
- 「天才肌」のリンクの事は気に食わないと思っていたものの、純真で努力家のゼルダ姫の事は気に入っており、自分が補佐役という気に食わない役でも引き受けたのは、他ならぬ彼女の頼みだからであった。
- 英傑共通の装飾の一つとして、首にヴァ・メドーのマークが刺繍された青いスカーフを巻いているが、それはゼルダ姫が仕立てた蒼き英傑の衣であり、リーバルはそれを「まぁ、この青のスカーフはちょっと気に入った」と日記に綴っている。
- ラネール山に修行へ行くゼルダ姫と付き添いのリンクの見送り・出迎えに対して、面倒だと思いつつ、使命を果たせない焦りで必死になるゼルダ姫の顔を思い出し「あの姫の努力してる姿は…まぁ、嫌いじゃない。」と、自身と似た部分を感じたのか、出迎えだけはしている。
この様にリーバルの日記から、ゼルダ姫という存在が如何に影響していたかが分かる。
村訪れし姫の はるか頭上で…。
とある雪の降るリトの村に訪問したゼルダ姫。そこにはリーバルの猛りを完成すべく修行に明け暮れるリーバルの姿が…。
「覗き見なんて いい趣味じゃないよね?姫……。」
「厄災ガノンの討伐…。受けてやっても良いよ。ただし!」
リーバルトルネードを完成させ、複数の的を射抜いて魅せるリーバル。壮大な音楽も相まって、多くのプレイヤーが感動をしたワンシーンとなっている。
ここからはあくまでも推測だが、リーバルトルネードの初完成を見届けたのは、他ならぬゼルダ姫なのでは無いだろうか。
余談
- 厄災の黙示録の掛け合いでは、リーバルとゼルダ姫を同パーティ内に編成した後、リーバルで必殺技を決めて敵を倒すと、ゼルダ姫が「鮮やかですね リーバル!他の者にはとても真似出来ません。」と褒めてくれる。
(他にも厄災の黙示録では様々な掛け合いを見る事が出来るので、未プレイの方は是非、プレイをおすすめしたい。)
- もし厄災ガノンを予定通り討伐出来ていたとしたら、リーバルとゼルダ姫の関係性はもう少し進んでいたのではないか?
つまり、リバゼルは…ある!