※この記事にはネタバレが含まれています。閲覧はゾーラの里の神獣を倒してからがお勧めです。
概要
リンミファとはブレスオブザワイルドの主人公リンクとゾーラの英傑ミファーとのカップリングである。
英語名はMiphlink。
詳細
100年前のリンクとミファーはハイラルを守る英傑同士であり幼馴染であった。当時戦いで無茶をするリンクにミファーは治癒の力で傷を癒していたようである。
またミファーはリンクに対して淡い恋心を抱いていた描写もある。
その証拠にゾーラ族が将来婿となる男性に贈るためのゾーラの鎧をミファーはリンクのために作っていた。
(このことはハイリア人を快く思わない者たちを刺激しないため家族にしか知られていなかった)
100年前のリンクが彼女のことをどう思っていたかは定かではないが、いずれにせよガノンの復活と英傑たちの死によって二人が結ばれることは永遠に叶わないことになってしまったのは事実である。
リンクが水のカースガノンを倒し、ミファーの魂が解放され、リンクと再会できたシーンは必見。
DLC「英傑たちの詩」で追加されるミファーの日記にて、100年前のミファーとリンクのエピソードが補完された。
ある日ゾーラの里に訪れたハイラル王の表敬団に4歳程度のリンクがおり、一緒に話をしたり、ミファーが全身アザだらけのリンクを治したりしたことが二人の出会いだったようだ。
それから時が過ぎリンクが近衛騎士となった後、自身や里の人々がリンクに窮地を救われたことから、ミファーはリンクの優しい心や美しい剣技に惹かれていったそうだ。
ミファーはゾーラの鎧をこの後作り始め、リンクとルッタに乗る以前に完成にこぎ着けた模様。
「本当にこれ 渡していいのかな…」
「英傑たちの詩」クリア時に思い出す記憶では、ウツシエを撮影する際、周囲を窺いながらリンクとの距離を詰める少し積極的なミファーの姿を見ることができる。
厄災の黙示録
未来のシド達からの救援によりミファーたち英傑が生存しているこのルートでは、この後二人が結ばれる可能性はある。
ミファーは第2章より登場。リンクへ好意へ向けている素振りも見せた。ダルケルはミファーの気持ちに気付いている様子。
第2章では、ゼルダ姫やインパ達とゾーラの里に訪れたリンクだったが、ゼルダ姫が玉座の間でドレファンに謁見している間、外でミファーに同行していた。
「リンク また背が伸びたんだ」と問うミファーに対し頷くリンクという、二人が幼馴染らしく気が置けない話をする様子を見ることができる。
第3章での叙任式後の二人のやり取りについては、カットシーンでは基本的に他者を助ける以外のコミュニケーションが受動的に描かれることが多いリンクが、自身を見るミファーに気付いたからとはいえ、能動的に他者に歩み寄っていく様が描かれる珍しいシーンでもある。
ミファーの治癒能力は必殺技にて再現されており、共闘はもちろん、傷ついてしまったリンクをミファーが治すプレイングも可能。
ハイラルチャレンジ「誰への鎧?」では、誰かの為に真夜中まで鎧を作る娘と、依頼者である父親がそれを心配する様子がテキストで描かれている。
チャレンジ達成後、依頼者の娘は体調を崩さずに鎧を仕上げられたという。
人物の名前は伏せられているが、クリア報酬のゾーラのすねあてにはゾーラ族に代々伝わる貴重品という設定があり、本チャレンジは後述のゾーラの鎧を入手できるチャレンジの解放条件の一つでもあるため、恐らく依頼者はドレファン、娘はリンクの為に鎧を作るミファーであると思われる。
バトルチャレンジの1つに「護りたい人」というものがある。
魔物たちにゾーラの里が急襲され、応戦したリンクが怨念のヒノックス+白銀モリブリン×2に対し1人で前線を維持している状態で、ミファーがリンクを救援しに行くという流れ。
このチャレンジをクリアすれば、今作でもゾーラの鎧が手に入る。
ブレスオブザワイルド本編と違い、ミファーが存命中に鎧がリンクの手に渡ることになる。
本当に 身につけてしまっていいのだろうか…
ティアーズオブザキングダム
ミファー本人の登場の機会はなかったものの、今作でもミファーがリンクのために仕立てたゾーラの鎧は存在しており、唯一無二の滝登りの性能や滝登り前提のギミックも続投され、冒険の役に立ってくれる。
リンク自ら先の戦いで傷ついたゾーラの鎧の修復をゾーラの里に願い出ていたようで、ヨナが修復を試みていた。また、鎧が返還される際にヨナから「大切な 思い出の品だとお聞きしていましたので…」と言われることから、リンクはプレイヤーの影響がない場所でもゾーラの鎧を大切にしていたことが諜える。
今作シドによって新しく設置されたゾーラの石碑の中にはミファーのエピソードもあり、前作のミファーのリンクに対する想いについての記述もある。
前作でゾーラの里にあったミファー像は、前作では雷獣山であった場所に建てられたミファー公園に移設された。
快く思わないプレイヤーがいる一方、像の座標が新しく建てることになるリンクのマイホームに近かったり、それに近い方角にミファー像の視線が向いていることに喜んでいるプレイヤーもいるようだ。