概要
『ティアーズオブザキングダム』に登場するゾーラ族の女性。
ゾーラ族の王子シドの幼馴染にして、彼の許嫁である。元はハイラルの外にある別の里からやって来た王族で、シドより少し年上。
誰にでも優しく親しみやすい性格。
ゾーラの里には幼い頃以来の来訪だったが、到着して早々に里が謎のヘドロによる被害を受けたため、シドと共に里の異変を解決するべく尽力している。それもあってか、シドやドレファンといった王族だけでなく、里の民からの信頼も厚い。
里に来て以来、毎日のように噂を聞いていたため、リンクの事も名前は知っていた。
シドが記した石碑によると、彼とは幼い頃から許嫁として定められていたが、彼より少し年上ということもあり、当時は実姉のミファーに次ぐ姉のような存在として慕っていたという。
そのミファーもまた、ヨナにとっては姉のように敬愛する存在だったようである。
作中での行動
彼女自身も癒しの力を持っており、里の療養所にてヘドロに侵されたゾーラの民を癒す仕事を引き受けている。
また、先の戦いで傷付いたゾーラの鎧の修復も行っており、修復に必要なムカシアロワナという魚を彼女に渡すことで無事に修復が完了し、リンクにゾーラの鎧を授けてくれる。
後にミファー公園にて、リンクとシドがヘドロライクを撃破した際は、この場は自分達に任せて、シドもリンクと共に異変解決に向かうべきだと進言。当初、姉のミファーを失った過去もあって、ヨナまで失いたくないと思っていたシドは、自分が里から離れる事を渋っていたのだが……。
「あぁ もう! らしくない!」
「ここは私に任せなさい!」
「シド君は いつものように前だけを見て 思うように進めばいいの!」
「大丈夫 私は いなくなったりしないから」
そんなシドにヨナは叱咤激励し、彼を後押しする。これにより、迷いを振り切ったシドはヨナや同胞達にその場を任せ、リンクと共に水の神殿へ乗り込む事になった。
そして異変解決後は、ドレファンから王位を受け継いだシドに妻として迎え入れられ、ゾーラの里の王妃となるのだった。
命名の元ネタ
他の主要なゾーラ族の命名方法と同じく音楽にまつわり、日本音階のファ(4)とシ(7)が抜けた音階を指す『ヨナ抜き音階』を元としていると思われる。