概要
リリーブラックとは、四季映姫・ヤマザナドゥのコスプレをしているリリーホワイトの通称。
原作では同じキャラクターだが、二次創作では別キャラクターとして扱われる事がしばしばある。
経緯・推測
花映塚には色違いのリリーホワイトが登場しており、通常のリリーホワイトがその名の通り白い服装であるのに対し、黒い出で立ちであることから「リリーブラック」という通称で呼ばれるようになった。
花映塚には特に説明無しに登場していたので、その正体については、
・リリーホワイトが着替えた
・単なる演出上の色違い
・リリーホワイトの身内ないし同族
など様々な憶測が飛び交っていた。
その後、儚月抄(漫画版)第9話でリリーホワイトとは別に、同じコマにリリーブラックの服装の妖精(髪型、髪の色は異なる)が描かれていたことから別キャラクター説が濃厚となり、二次創作では別キャラクターとして扱われることが多くなった。
更に、妖精大戦争でリリーブラックが再登場したことから、別キャラクター説がより強固となった。
真相
しかし、2010年8月21日『枯れラジ』でのZUN氏の発言より、リリーブラックの正体は四季映姫のコスプレをしているリリーホワイト本人であることが判明し、別キャラクター説は崩壊した。
(逆に言えば、リリーブラックは現存キャラの派生タイプの東方二次創作キャラクターの中では最古であると判明したことになる。)
上海アリス幻樂団および神主であるZUN氏から正式に許可をもらった公認二次創作作品を自称している、グッドスマイルカンパニーによるゲームアプリ「東方ロストワード」においても「黒いリリーホワイト」についてはリリーホワイト自身が「裁判官っぽい黒い服を着たことがある」「黒い春告精を知らない」旨の発言をして間接的に「リリーブラック」というキャラクターについては否定の意思を示している。
しかしながら同様に上海アリス幻樂団および神主であるZUN氏が監修している筈の儚月抄(漫画版)第9話にて上述のようにリリーホワイトと共に行動しているリリーブラックらしき妖精が描かれていることについては永遠の謎である。
公式設定とは一切関係の無い単なるファンサービスだったのか、あるいは花映塚等の本編に登場したのは裁判官っぽい黒い服を着たリリーホワイトだったというだけで、それとは別にリリーホワイトのような見た目をした、リリーホワイトと仲の良い黒い服の春告精ではない妖精がいるということなのか……?
単にこの話が掲載された時期は上記の『枯れラジ』でのZUN氏の発言よりも前の話であるため、まだリリーブラックというキャラが存在するか否かが定かでは無かっただけの可能性もあるが。
服装
白い服装時の白色部分が黒色になっており、妖精大戦争では更に、赤色のラインが金色になっている。原作では白い服装時と髪の色が同じだが、二次創作では白い服装時との差別化のためか、髪が原作よりも茶色っぽく描かれることが多い。
また、原作では瞳の色が不明だが、別キャラクターとして二次創作に登場する場合、リリーホワイトの瞳の色は青色、リリーブラックの瞳の色は赤色で描かれることが多い。
二次設定
東方の派生二次創作キャラとしては最古である為でもあるが、別キャラクターとして二次創作に登場する場合、リリーホワイトの友達や姉妹(または他人の空似)として登場することが多い。
その際の性格は大体においてツンデレや、姉妹思いのシスコンである。
また、穏やかなリリーホワイトとは対照的に、性格がキツかったり、黒かったりする。
もちろん、リリーホワイトと同一人物であるという原作設定の作品もある。
関連イラスト
- ソロver.
- ペアver.
関連タグ
東方 東方project 東方妖々夢 東方花映塚 妖精大戦争
リリー リリーホワイト リリリリ 【東方春死世】
東方オリキャラ