概要
この島を領有する大富豪:ダン・レイモンドの邸宅を兼ねる。絶海の孤島に在りながら、五つ星ホテル並みの評判だという。
絶海なのに五つ星のホテル…、み、妙だな…
施設の構造
本館
高級ホテルにも拘わらず、地上4階建て。
1階にエントランス、食事会場、通信室、4階に主人の書斎がある。
設備
- エレベーター:本館1階~4階の移動手段。
- 通信室:島に発着する船舶との無線通信などに使われる。
- 酒蔵:主人及び来客用の酒が貯蔵されている。ワイン、ハードリカー、大衆酒から希少な高級酒まで、様々な種類が取り揃えられている。 酒以外の目的で出入りする人々もいる。
- 食事会場:バーカウンター、書架が付設されている。食事用の長テーブルには、丁度主人と来客を合わせた人数分の席が用意されている。
- 廊下:壁に奇妙な絵画が飾られている。
- 渡り廊下:別館に繋がる唯一の通路。通行の際、重い鉄扉をハンドルを回して上げないと行けない。また、ハンドルをしっかり最後まで回さなければ、直ぐに扉が降りてきて挟まれる危険がある。
別館(宿泊棟)
地上2階建て。本館と渡り廊下で繋がっているが、それ以外の出入口は無い。ベーリング海に臨む断崖絶壁に建っており、窓を開けると強風に煽られて一歩間違えば転落の危険もある。
客室の鍵は旧式のヴォード錠。
ピッキングの技術があれば簡単に開けられる。
住人
- ダン・レイモンド……屋敷の主人。北海油田油田開発で富を築いた、界隈で名の知られた大富豪。非常に慎重で、疑り深い性格。
- ヴィンセント・スウィフト……使用人。レイモンドの執事。タキシード姿で慇懃な物腰の初老男性。
- アビゲイル・エリスン……使用人。メイド服姿の少女で、基本無表情。