概要
レイガードとはアトランジャーと同じ、青島文化教材社ことアオシマが作り出した、同社のオリジナルロボットである。
正式名称は「合体ロボ レイガード」。メイン画面中央のロボがレイガードである。
※ちなみにレイガードの周囲のロボットは、画面左から時計回りに、
「合体巨艦ヤマト」の艦橋ロボ・ムサシ。
「電人ザボーガー」のストロングザボーガーの流用、アストロン。
全て、アオシマから発売された合体プラモデルのロボットである。
ミニ合体マシン化され、21~24号の通しナンバーの四機を購入・合体させる事で完成する。
- 21号・ガルヘッド:アオシマ合体マシンおなじみの「生首マシン」。大型のブースターに、頭部が合体している飛行マシン。
- 22号・ファルコス:胴体部にパーツを合体させた陸上マシン。合体マシンでは、大抵はボディ部は横に寝かされ、肩と大腿部に予備パーツを合体させてマシンに見立てているが、ファルコスは「胴体を立てて、大腿部にキャタピラを装着」という、特異な形状をしている。
- 23号・ヘリハンド:飛行マシンに両腕パーツが合体している点は、他の合体マシンと同じ。しかし、腕が合体しているのが『ヘリコプター』という点が、他には無い特徴である(他の合体マシンは、大抵がジェットかロケットで飛行する)。また、腕を外した後も、普通のヘリコプターとして見られる。
- 24号・ニークロス:伸ばした両足パーツを、膝横部分でマシンの胴体部に合体している。ドリルが付いているため、ツインドリルの陸上マシンに見えるが、飛行マシンにも見立てても違和感はない(パッケージでは飛行している)。単体のマシンとして見ても、他とは異なりまとまりがある。
ロボとしての設定は不明。
デザイン
そのデザインは、アトランジャーのバリエーションとも言える。
- 頭部・両耳はアトランジャー同様に翼状パーツが広がっているが、アトランジャーが曲線で羽毛の翼を思わせるデザインに対し、レイガードは直線で構成され、より硬質的かつメカニカルである。
- 両腕・両足にも耳同様に鳥の翼を模したパーツが付いているが、こちらもアトランジャーが曲線なのに対し、レイガードは直線のデザイン。
- 胸部もアトランジャー同様、翼を広げた鳥の意匠パーツがあるが、アトランジャーのパーツは鳥の翼を模したそれに対し、レイガードは「翼を広げ、前方を向いた猛禽そのもの」として造形されている(つまり、鳥の顔が胸部に付いている)。胸ライオンならぬ、胸猛禽とも言える意匠を有しているのだ。
武器として剣が付属。アトランジャーのような楯パーツは無いが、両肩に楯パーツのような装甲が取り付けられている。
エヴォリューショントイ版
アトランジャー同様に、ダイナマイトアクションから発売された。マグネモギミックにより、アトランジャー同様に予備パーツと合体させ、合体マシンの再現が可能。