CV:廣瀬大介
グランツライヒ王国の第四王子。
美形揃いの親兄弟に並んで、世間からも、「グランツライヒの白百合」と讃えられる美貌の王子。
世間からは謙虚な人格者なイメージを持たれているが、実際はプライドが高く、ハイネは初対面のときに内心「プライド・エベレスト王子」と呼んでいた。
教師は敵だと高圧的な態度を取るが、ネガティブ反省日記つけているなど、根はいい子。
勉強の出来が恐ろしく悪く、以前いた王室教師のスパルタ教育によるトラウマのために、極度の教師嫌い。
最初の実力テストは1点(それも記名にお情けで点を与えたことによるもの)、1+1も危うかったほど。しかし、大好物のザッハトルテのことを交えれば自然と計算できたり、保険制度を発想したり、後にフォンセーヌ語もマスターするなど、地頭は決して悪くない。
また、軍神王の異名を持つ父親譲りかつ、教師達からの長年の逃亡で鍛えた優れた運動能力の持ち主で、数々のスポーツ大会でも優秀な成績を残している。
ハイネ・ヴィトゲンシュタインのことは、今までの教師とは違うと心の中で認めており、徐々に打ち解け、ハイネの教育的指導のおかげで少しずつ勉強するようになった。