【概要】
『ツイステッドワンダーランド』に登場するレオナ・キングスカラー×ヴィル・シェーンハイトのカップリング。
何かと口論をしているも息は合っている、シンメトリーなふたり。
【プロフィール】
名前 | レオナ | ヴィル |
---|---|---|
所属寮 | サバナクロー(寮長) | ポムフィオーレ(寮長) |
クラス | 3年A組13番 | 3年C組23番 |
年齢 | 20歳 | 18歳 |
誕生日 | 7月27日 | 4月9日 |
星座 | 獅子座 | 牡羊座 |
身長 | 185cm | 183cm |
利き手 | 右 | 右 |
得意科目 | 古代呪文語 | 魔法薬学 |
部活 | マジカルシフト部 | 映画研究会 |
趣味 | チェス | ヨガ |
特技 | 3秒で寝る | 化粧品づくり |
嫌いなこと | 子どもの相手 | 手抜き |
好きな食べ物 | 肉 | お手製スムージー |
嫌いな食べ物 | 野菜 | マヨネーズ |
出身 | 夕焼けの草原 | 輝石の国 |
モチーフ | スカー(ライオン・キング) | 女王(白雪姫) |
CV | 梅原裕一郎 | 相葉裕樹 |
レオナ・キングスカラー……サバナクローの寮長。高い魔法力を持ちながら、努力を厭い常に気だるげ。母国では第二王子という立場であり、誰に対しても横柄。
ヴィル・シェーンハイト……ポムフィオーレの寮長。一際人目をひく美貌の持ち主。自らも自分が最も美しいと思っており、美に対しての努力を惜しまない。
【ふたりについて-対極-】
対極的な属性の寮(野蛮×気品/ワイルド&ビューティー)の寮長であり、努力(厭う者と惜しまぬ者)の観点であったりと、あらゆる部分でシンメトリーな描かれ方をされているふたりである。
ゆえに、ヴィルがレオナに苦言をなすシーンが多く、レオナはその口煩さを疎ましく思っている。同学年であるが、レオナは一年遅れて入学&留年したため、ヴィルより年齢が2つ上。
メインストーリーよりもイベントやパソストでの絡みが多い(※5章終了時点)。直接的な絡みはなくとも、お互いを意識しているような発言、匂わせが頻繁に見られる。
<補色の関係>
サバナクローとポムフィオーレ、及びレオナとヴィルを示すイメージカラーは黄色と青紫であり、この二色は色彩心理学における『補色』の関係にある。
正反対の気質が、視覚的にも現れている。
また、補色には「反対色であることにより、互いの彩度が鮮やかに増しているように見える」という効果がある。
このふたりが並ぶと生き生きしているのは、補色的観点からみても通ずる……という、大変エモーショナルな案件である。
【デュオ魔法】
互いに、SSR寮服のDuo魔法相手である。Duo魔法を発動すればとにかく顔が良いコンビであることを実感できる。
また、セリフの掛け合いが両カード共に、背中を預け合う唯一無二のパートナー、熟年夫婦臭がすごく、必見である。
SSRレオナ寮服
レオナ「おいヴィル、ついて来い」
ヴィル「アタシに命令しないで、レオナ」
SSRヴィル寮服
ヴィル「レオナ、足手まといはいらないわよ」
レオナ「ふっ……誰に言ってんだ、ヴィル」
常に気だるげなレオナが、ヴィルを相手にするといやに楽し気なことが聞いて取れる。
<相性抜群のカード機能>
レオナ寮服→アタック/木属性/木属性(バディヴィル/ATK小up)
ヴィル寮服→ディフェンス/木属性/無属性(バディレオナ/HP小up)
まさに安定した対水属性向けで、バディ効果も互いの長所を伸ばすものとなっている。Duo相手にして、ここまでの相性抜群の組み合わせはなかなか見かけない。
対水属性には、このふたりを必ずペアで連れて行け、と言わんばかりの性能である。
【メインストーリー】
以下__内容やセリフのネタバレを含みます。__
◇プロローグ2~冷酷アンサー!~
レオナとヴィルの初登場シーン。名はまだ明かされておらず、それぞれ『獅子の耳を持つ男』、『美しい男』と表記されている。
「チッ……かったりぃな」
「アラ、狩りはお得意でしょ?」
「なんで俺が。テメェがやれよ」
初登場シーンから早速にして、ふたりの仲睦まじい(?)会話を見ることができる。レオナの台詞は、雌ライオンに狩りをさせる怠惰な雄ライオンそのものである。
◇2章6~集結プリーフェクト!~
「千載一隅のチャンスをみすみす見逃すのか?」
「たまにはいいこと言うわね。アタシも学園長の提案はナンセンスだと思っていたところよ」
一言程だが、ヴィルがレオナに同意を示す珍しいシーン。
◇5章12~全開エキセントリック!~
ルークからVDCのスカウトを受けたレオナが、「しかもあの口うるせぇヴィルがいるんだろ。絶対お断りだ」とわざわざ名前を出して断っている。
一方でルークはそんなレオナをスルーし、
「都会的な美を持つヴィルと野生的な美しさを持つレオナくん。2人が歌い舞い踊る様はさぞ美しいだろう。趣が異なる美の競演、実にトレビアンだね!」
と熱っぽく語っている。ルークはレオヴィル推しなのでは? とレオヴィル界で話題となった案件である。
◇5章50~出発フェスティバル!~
マジフト部はVDCで使うパープルステージの設営をしており、サボり魔のレオナが、珍しくキビキビ働いているところを見ることができる。
◇5章70~激励リアクション!~
マレウスの助けにより、何とか事態を悟られずに舞台を元通りにしたヴィル達。しかし、機械のデータ類は破損した状態にあった。レオナがバックアップを取っていたことが功を奏し、レオナが機械に強いことも窺える一件。
この時、「危うくヴィルの野郎にガーガー吠えられるところだった」とヴィルのことにのみ言及している。ヴィルの喚き声は、レオナにとって“ガーガー”らしい。
またその後、会場全体に大掛かりな魔法を使った痕跡に、レオナが気づいているような発言がある。
「もしかすると……」
「いや、なんでもねぇ」
しかし、言いかけるだけして口を閉ざし、部員たちにすぐ仕事に戻るよう鼓舞している。
ヴィルのオーバーブロットの痕跡を察したのかどうなのか、話すべきでないと判断したのは何故なのか――、意味深で謎が残る回だ。
◇6章15~一同ギャザリング!~
NRC生数名が誘拐され、輸送機に乗せられて三時間が経過している模様。
「それにレオナまで揃っているって言うんだから……謎かけにしても簡単すぎるかしら」
ヴィルがこの場にいるメンバーに関して、敢えてのレオナ名だしでにやりと笑っている。
ここで、負傷中のリドルがレオナに膝枕をしてもらっていたことが判明。慌ててどいたところ、「ちょっと。アタシにぶつからないように、気を付けなさいよ」とのヴィルのセリフが入る。
この狭っ苦しい暗闇の輸送機に三時間、レオナとヴィルは相当近い位置に居ることが予想される。
またレオナは、これは『S.T.Y.X』の荒事専門チーム『カローン』の仕業であり、オーバーブロットした経験のある魔法士を捕獲し、嘆きの島に輸送することが彼らの仕事であることも指摘した。
一方で学園では、オーバーブロット経験者が誘拐されている事実が明らかになり、ラギーが「ってことはつまりヴィルさんもオーバーブロットを……?」と驚いている。
VDCのメンバーやマレウス以外、ヴィルのオーバーブロットは驚愕するべき事実となるはずだが、そんなヴィルに対してとくに言及がないレオナを見ると、“5章70~激励リアクション!~”の時点(意味深な言いかけ)で気づいていたのではないか、との見方が強くなってくる。
◇6章16~運搬スチューデンツ!~
レオナの説明を受け、「アタシたちはもう、あの忌まわしい状態から解放されているわ」「それなのに、何故突然こんな乱暴な方法で捕らえられなければならないの?」とヴィルが感情的に意見している。
なお、イデアの登場シーンで明るくなった瞬間のキャラの立ち位置が<レオナ、ヴィル、リドル>となっており、やはりこの三人が並んでいたのではないか、とも考えられる。
【パソスト】
◇Rレオナ制服~躾がなってないもんで~
校内新聞の為の写真撮影をサボろうとするレオナと、それを許すまいとするヴィルのストーリー。
このふたりだけで展開される、最初にして(Rパソストは多くのプレイヤーが初期に閲覧する)伝説のレオヴィルパソストである。
「これだからサバナクローは。ガサツで野蛮で嫌になるわ」
「裁縫道具ひとつも持ち歩いていないの? アナタ今年でおいくつ?」
「もしかして王子さまって一人でなにもできなくて良いと躾けられるのかしら?」
ヴィルは何度と挑発する。そしてベストのボタンが取れかかっていることを指摘すると、それを受けたレオナはなんと、突然ベストを脱ぎだすのだ。
「悪いなァ、躾がなってないもんで」
「ここはぜひ、お上品なヴィル様にボタン付けのお手本を見せてもらおうと思って」
結果、渋々ながらヴィルがベストのボタンを縫い付けるはめになる。(少々ヴィルのちょろさも垣間見える)
また、「アンタってほんと見た目だけのダメ男」との発言から、ヴィルがレオナの外見は評価していることも窺える。
なお、このストーリーのようにニヤニヤと楽しそうなレオナの姿は貴重である。
◇SRヴィル式典服~覚えておきなさい~
新入生のジャックが、幼馴染のヴィルとの再会を喜んでいる。サバナクローの新入生を率いるためにレオナが一瞬だけ登場。
2話では、ジャックの式典服を整えたヴィルが、「寮長の教育がなってないようね」と一言苦言を発している。
◇SRルーク実験着~ハンターの血が騒いでしまうんだ~
ルークがレオナを探して落ち着きがないことに対し、他の寮生にちょっかいを出すのは趣味が悪い、と指摘するヴィル。(それに対しルークは「おや、もしかして妬いているのかい? 毒の君」「この学園で一番美しいのはもちろんキミさ」とコメント)
そしてルークは運動場の木陰で微睡むレオナを見つけ、眺め始める。
「あんな顔だけの男を見てなにが楽しいの」
ここでまたもやヴィルの「顔だけ」なツンデレ発言である。更に、ルークに対して忠告をする。
「レオナは顔がいいだけのぐうたら男だけど……怒らせると厄介よ。絡むのもほどほどにしておきなさい」
寮長から副寮長への命令かい? と訊ねるルークに、ヴィルは頷き、他寮との無駄な諍いは避けたい、と告げている。
ヴィルはなぜ「怒らせると厄介」なことを知っているのか、気になるところだ。
◇SRデュース実験着~世界でお前ほど綺麗な奴はいないぞ~
植物園にて、怒りに震えているヴィルと遭遇するデュース。なんでも、ヴィルが美容液を作るために植えていた薬草が、全部萎れていたようだ。デュースとラギーが睦まじく会話している際、「ちょっとそこの2人、うるさい。人が真剣に作業しているんだから黙りなさい」と注意するほどに機嫌の悪さが窺えるヴィルである。
話が進むにつれ、植物がだめになった原因は、罰としての水遣りをさぼったレオナであることが判明。「直接言ってやらないと、気持ちが収まらない」と激おこのヴィルは、ラギーにレオナがいそうなところを案内するよう命令し、逃げたラギーを追いかけていく。
このパソストでは他に、ヴィルはデュースに対して以下のようなレオナ絡みの発言をしている。
「あら、アンタはレオナのこと怖がらないのね」
「まぁ、レオナみたいな小賢いぐうたら男よりはよほどマシだわ」
◇SSRレオナ/ガラ・クチュール~ここまでさせておいて~
※【イベント】の◇フェアリー・ガラ にて記述。
◇SRルーク/ビーンズ・カモ~みんなで楽しみたいからだよ~
ルークが去年のハッピービーンズデーについて語っている。
ヴィルとルークは同じ農民チーム。難なくコロシアムに近づくことができ、ルークは竪琴を奪取することを目論みる。(ヴィルは短絡的過ぎると止めていた)
すると、怪物チームとして、潜んでいたレオナが現れたのだった。ヴィルとルークは罠にかけられたのだ。その後マレウスも登場し(マレウスとレオナは言い争っていて連携はとれていなかった模様)、助けに来たヴィルも苦戦を強いられ、ルークはヴィルを逃がそうとするも、抵抗虚しくやられたようである。
今年のやる気のないレオナを(ヴィルと同チーム)知っていると、去年のやる気(ヴィルと敵チーム)は一体どうしたのだ、といった具合だ。口述はなかったが、ヴィルは結局誰にやられたのだろうか……
◇SSRヴィルおめかし
<ホームセリフ>→「レオナのくれたペン、インクが出ない…。捨てるのが面倒で押し付けたわね? そんなことだろうと思った」
伝説のプレゼント、『インク切れのペン』である。
がっかりと肩を落とすヴィルを見ることができる。
しかし、あの面倒くさがりのレオナが、鬱陶しがっているヴィルにわざわざプレゼントを渡した、という衝撃的な事実の判明である。どう考えても、捨てる方が楽ではないだろうか。
更に、インクが切れるまで使った、となると、よほど使い込んだ私物であると思われるが……
【イベント】
◇フェアリーガラ~春を呼ぶ妖精たちの祝杯~
妖精たちに持ち去られた魔法石を取り戻すための作戦として、ファッションショーにレオナ(+ラギー/カリム/ジャミル)たちが参加することになる(テーマ“エキゾチック”からの人選)。
レオナとヴィルの関係性が細かに描かれた、大イベントである。
epi.8~ショーを成功させるには~
ショーを成功させるためのサポート役として、その手に長けるヴィルとクルーウェルが携わることに。
「名付けて『ティアラも視線も独り占め大作戦』!絶対に成功させるわよ!!」
ここで、ヴィルの気になる命名センスも明らかになる。
epi.9~レッスン開始よ!~
ジャミルとカリムの体幹を褒めるヴィル。しかし対するレオナには……
「レオナ。アンタのだッッッッッッッさいウォーキングはなに?」
「王子の肩書が聞いて呆れるわ。玉子の間違いなんじゃないの?」
と、こてんぱんに言ってのける。レオナのことを「ポンコツメインモデル」と放ち、スカラビアの2人をダンスパフォーマーとして脇に置く形でフォーメーションを決定する。(※ラギーは魔法石ティアラをくすねる係)
この時クルーウェルは、「キングスカラーという穴を埋めるにはシェーンハイトのプランしかない」と発言している。
epi.10〜鬼コーチなんだゾ……〜
「ヴィル!!!!! さっさとこの花瓶をどけろ!!!!!!」
「はい、また水がこぼれた。やり直し」
「あーもうやめだッ、やめ!!!!!!!!!!」
ヴィルの容赦のない厳しいレッスンが始まり、嫌気がさしたレオナは「馬鹿馬鹿しい」と怒りに任せてやめることを宣言する。
しかし、ストイックなヴィルは尻に活を入れる魔法を駆使し、3人に過酷なレッスンを続行する。
「レオナはもう一度花瓶を頭に乗せてウォーキング。水をこぼしたら空気椅子一時間」
epi.11〜奪い取ってきなさい!〜
数日後。ついに、ヴィルが「悪くない」と言える仕上がりに至る。「最高のパフォーマンスで奪い取ってきなさい!」と送り出す。
epi.15~目に焼きつけろ~
ヴィル仕込みのレオナのウォーキングは、妖精たちから「オーラが凄すぎて圧倒される……!」と言われるほど。
「癪に障るが……ヴィルも認めたとっておきの“決めポーズ”を見せてやる。これで『ティアラも視線も独り占め大作戦』(※ヴィルの命名引用)を成功させてやるよ」
自信満々で圧巻のパフォーマンスをするレオナは、あれだけぶつかっていたはずのヴィルへの信頼と、期待に応えようとする意志が窺える発言をしている。
epi.17~特別なご褒美~
無事作戦は成功し、ショーは大盛況にて終わったことを互いに称え合うメンバーたち。
???「アンタたち。」レオナ「この声は……」
そこで現れたヴィルに、真っ先にレオナが気づく。
レオナが感想を聞くと、ヴィルは「合格よ」と放ち、実力以上を発揮していた、と評価している。(ヴィルプロデュースの次なる大きなコレクションがご褒美、という件には皆から不評を浴びた)
◇SSRレオナ/ガラ・クチュール~ここまでさせておいて~
ウォーキングを満点に仕上げるレオナに、数日前とは別人な姿だ、とヴィルが不思議そうに問う。レオナは付きまとわれることにうんざりし、とっととクリアするために本気を出した模様。
これでレッスンとはおさらばできると清々していたレオナだったが、次なるレッスン“ポージング”が舞い込んできた。
そこで助っ人として現れたのが美に敏感なルークとトレンドに詳しいケイトだった。
(この時「ずっと口うるさいのと2人で気が滅入ってたんだ」というレオナの台詞がある。大分長い時間を2人で過ごしていたことがわかる)
ルークとケイトが提案したのは、ミステリアスな上目遣いや、儚さ。2人の次から次に進行するプロデュースに、レオナはうっとうしい、触るな気色わりぃ、とキレる。その後レオナは、自分で“ミステリアス”、“儚い”のリクエストと実践してみせた。
実家の肖像画や記念写真で手慣れていたレオナがなんなくこなし、ルークとケイトは絶賛する。
しかし、ヴィルは「普通」という辛口な意見を投げた。
「この俺に、ここまでさせておいて……普通、だと……!?」
“なにか”が足りない。しかしその正体がわからない、とヴィルは困ってしまう。
一方でレオナは、よっぽど気に障ったのか、「飽きた」と言って消えてしまっていた。
その後、サバナクロー寮のレオナの自室まで乗り込みに行ったヴィルは、鍵の開いている出窓から侵入するも、レオナはやる気なしで布団にくるまって不貞寝してしまう。しかし、ヴィルにはこの一連のおかげでインスピレーションが沸いていた。
場面は変わってショー本番に。
「さっきまでミステリアスで儚げだった妖精が……重厚なケープをめくり、足を大きく広げて雄々しくターンしました!」
突然ダイナミックで余裕たっぷりとなったパフォーマンスに、会場は大熱狂。
ヴィルがレオナから見出していた長所は、“迫力”だったのだ。
「レオナのポージングに足りなかったものは、アイツらしい“野蛮”さだったのよ!」
クルーウェルも「自分の衣装が雄々しい動きによって輝いている、作った甲斐があった」と絶賛している。
レオナのことを野蛮だガサツだ、と文句を言っているヴィルが、実は一番レオナらしさとレオナの本質を理解し、それを長所として捉えていた、ということがわかる一件となっている。
◇ゴーストマリッジ
epi.5~友人を見捨てた生徒~&epi.6兄さんを助ける方法
花嫁ゴーストに花婿として誘拐されたイデア救出のため、集められた生徒たち。レオナとヴィルが並んでおり、同意見を述べている。
epi.7~花婿に望む条件~
学園長が救出作戦として集めた花婿代理メンバーは180cm越えの高身長男子。
セベクの「マレウス様以外の貴様らなど足元にも及ばん」発言に、カチンときたレオナとヴィルが共に食ってかかる。ふたりの息ぴったりの
ヴィル・レオナ「『オペレーション・プロポーズ』を!」
を聞くことができる回である。
epi.8~勝手に話進めてますけど~
「きっと彼女も僕のことを好きになるよ。だからお姫様に会わせてくれないか」
ヴィルが俳優らしき演技力(『王子様』の要望に合わせた姿)で求婚に挑戦。一人称の「僕」に周囲は驚愕する。中でもレオナは引きながら小声で突っ込む。
「……おいテメェ、キャラ変わってんぞ」
「気持ち悪ぃ。いつもの方がマシだぜ」
そして衝撃のツンデレ発言が投下される。作り込んだヴィルの王子様スタイルに違和感を覚え、普段のヴィルらしき女王姿を肯定していることが取れる。「いつものお前の方が好きだ」と解釈できてしまってもおかしくない。
ちなみにこの後ヴィルは「レオナくん……さては僕に負けるのが怖いんだね?」と斜め方向に煽っている。そしてすんなりと対抗心を燃やすレオナも大抵ちょろい。
epi.9~姫様への謁見~
ここでも再び息ぴったり発言が存在する。
ヴィル・レオナ「僕・俺のほうが優れているに決まっている!!」
ジェイドも「おふたりとも、完全に目的を忘れていますね」とコメント。
余談であるが、花嫁への求婚→「却下」ビンタが連続する中での、ヴィルの「いったぁ!!!!」(完璧な王子様モードから素に切り替わる)がかわいい。
ビンタされた後、身体が硬直し「「動けない!!!」」発言もレオナとヴィルが仲良く並んで同時に放っている。
epi.10~乙女心がわからない偽物~
「わけのわからねぇ理由でこの俺をふるとはいい度胸だな!」
「アタシのアプロ―チを断るなんてどういうつもり?! 調子に乗らないで!」
相変わらず息ぴったりの発言が続く。ちなみに、このシーンでもふたりで並んでいるため、互いに言っているようにも楽しめる。
この後の展開も、レオナとヴィルが並びで同意見を発している部分が度々見られている。
◇スケアリー・モンスターズ!
epi.5-6~素敵な夜を祝って!~
ハロウィーンパーティー運営委員長のヴィルが、挨拶の最後に「まぁ、アタシが指揮するポムフィオーレが一番なのは言うまでもないけど」と放つとブーイングがおき、レオナが真っ先に「どう考えたってサバナクローが一番だっただろうが」と述べている。
epi.5-9~偉そうにしやがって~
写真を撮らせて欲しい、というゲストに対し、ヴィルはとびきりのサービスを試みる。「アンタたちも入りなさい」と言ってレオナとマレウスを呼び、ヴィルを真ん中にしたハッピーハロウィン記念写真を見ることができる。
なお撮影後、レオナのスマホが鳴り続けていることをヴィルが指摘してあげている。実家(チェカ)からだという答えに、
「ご実家? 急用だから何度もかけてきてるんでしょう。さっさと出たらどう?」
と心配する様はさながら妻である。そして長いため息を吐きつつ、素直に電話を取るレオナなのであった。
◇ハッピービーンズデー2021
epi.9~跪きなさい~&epi.10~怪物ハント~
サバナクロー寮生2名が、ヴィルを見つけるなり「ポムフィオーレって、見るからになよっちぃ奴が多いもんな」「物陰に隠れてじっとしてりゃいいんじゃないの? 女王様!」とイキっている。
「まったく……アンタたちの飼い主は、本当にダメな男ね。無駄吠えしないよう、しつけくらいできないのかしら」
ここで定番の、レオナのダメ男発言。もはや決め台詞である。
こうしてポムフィオーレスタイルの「伏せ」を教えた結果、あっという間にサバナ生を懐柔する。
「ハイ、兄貴!」にはヴィルは嫌がっており、「ヴィル様」と呼べ、と話している。
epi.11~焦りは禁物~
そして本当に「ヴィル様」と呼んでいる従順なサバナ生たち。(「ヴィル様。俺たちが見張ってるんで、どうぞ装備してください」「あら、気が利くじゃない。それじゃあ遠慮なく……」)
ビーンズ・カモ衣装に身を包んだヴィルの眩しさにも、サバナ生たちは魅了されており、スタイリング術を伝授されると「今度、寮長にも教えてあげよう! きっと喜んでもらえるぞ!」と意気込んでいる。
ヴィルがサバナ生を手懐けたことにより、サバナクローでは“オーバーサイズのアウターに小さいバッグを持つ”というトレンディーファッションが流行った、……かもしれない。