人物
レクイエム過去編に登場。レクイエムことサブローの父親。十字架のネックレスをつけ、紺色の左目の隠れたボサボサのヘアースタイルに、無精髭のくたびれた感じの男性。一人称は「僕」
概要
仕事は作家をしており、所謂「中二病」な漫画を描いていた。(内容は、孤独で不思議な力を持つ主人公に初めて出来た親友が、実は敵組織の幹部だったら?というもの)
彼の性格にもそれは出ており、自分には不思議な力があり、「敵組織に捕まったサブローの母親を、自分の力で救い出した」や「サブローの母親とサブローを守るために、日々敵と戦っている」という話を息子に聞かせたり、必殺技名を叫ぶなど、今のサブローに多大な影響を与えている。
息子であるサブローとはとても仲が良く、一緒に必殺技を考えたり、好き嫌いを母親に咎められ泣いていたサブローを慰め、強くなりたいと願うサブローに「人は守るべき大切な人がいれば強くなれる」という事を教えるなど、サブローにとっては憧れで、優しい父親だった。
だが突然、謎の失踪を遂げてしまう…。
!!ネタバレ注意!!
実は彼は失踪したのではなく、彼の妻が元所属していた組織「秘密結社ダークサクリファイス」の手により殺害されてしまった。
殺害された理由としては、彼の妻は組織にとって重要な「玉」を持ち出して逃亡し、その見せしめとして殺害される事となり、最後に電話で息子の声を聞こうとしたが、彼らに騙され、「何か」に襲われ、絶叫を上げながら死んでいった…。
そして彼の付けていた十字架のネックレスは、彼が死んだ証拠として、組織の男からサブローに手渡されることとなる。