レジスタントは、動物たちの間で語り継がれている伝説の存在である。
初めて言及されたのは3巻23話で、クズリ老師がダイス・マイケル・オランウータンと出会った際に初めて言及された。
それによると、レジスタントは誰よりも強く、人類の支配を決して認めず、今も徹底抗戦を貫いているという。
老師はいつか会って勝負したいと強く望んでいるという。
またアレキサンダーもレジスタントについて伝説の怪物と聞いているなど、その存在は語り継がれているというが…。
関連タグ
4巻で発覚した重要なネタバレを含みます。未読勢は閲覧をお控えください。
プロフィール
分類 | 哺乳類 ローラシアテリア 食肉目 ネコ科 ヒョウ属 ライオン |
---|---|
体長 | 不明 |
体重 | 不明 |
まず、レジスタントは既に亡くなっていたという事実がアレキサンダーから告げられた。そして彼はライオンだったということも示唆していた。
その後、準決勝第1試合にてレオンとアレキサンダーが戦う際、アレキサンダーはハンデとしてサバンナに近い更地をバトルフィールドに選んだ。この時、レオンの父を殺したのがアレキサンダーかという問いに対し、アレキサンダーはそうだ、と答えたが、戦いの終盤に差し掛かり、レオンが
「あなたは父を殺していない」
と偽っていたことを見抜き、アレキサンダーもそれに応えるかのように、
「俺が挑戦をしに行った時、お前の父親はすでに死んでいた」
と明かした。
その直後、アレキサンダーは突如
「行くぞ!レジスタント!」
と自分に言い聞かせ再度突進…するも…
そしてレオンが言い放ったのは衝撃の事実…
「あなたが戦いたかったのは僕ではなく…」
「僕の父、レジスタントだったのですよね」
そう、実はレジスタントこそがレオンの父親だったのだ!
同時にレオンもアレキサンダーとの戦いの中でレジスタントを思い起こさせており、父と向き合う気分になった、という。
アレキサンダーはレオンに自身は強かったか、と再度問いただし、レオンもそれにうなずいた。
そしてアレキサンダーが放った一言…
準決勝第1試合が決着した瞬間だった。
そして、レジスタントを殺害した張本人も遂に明らかになったところで4巻は幕を下ろしたのだった…。