ロキ(カミカツ)
ろき
cv:緒方恵美
本作のキーパーソン。
皇国の特殊部隊「アルコーン」の一人。アルコーンの中で古株であり、他のアルコーンとの連絡役として、皇帝の正体といった機密事項に精通している。
皇国に仕える立場の人間だったが、終生制度を当然のように受け入れている皇都の人々を始めとした皇国の在り方に嫌気を指していた。そのため皇国の成り立ちに興味があり、その過程で偶然見つけた古代文明に関する資料から、機械に支配されず自らの意思で生きる人間たちの存在を知った。さらにこの世界の成り立ちについて知ろうとしたロキは、任務の合間に「クレン」という偽名でいくつかのカクリ村へ出入りしていた。(ロキ曰く、カクリは居心地が良かったらしい)
そして、ユキトやミタマと出会った事で、その力を以て皇国を崩壊させることができると確信する。アータルとミタマの戦いに乱入し、己の正体をユキトたちに明かすことで、彼らを皇宮へと招いた。そして皇帝陛下の謁見室でこの世界の秘密を明かし、ユキトやミタマと共に皇国を崩壊させた。
皇国崩壊後は宗教団体同士の勢力争いで内紛状態となったが、ユキトからは現時点での最大の敵と見做されている。
アルコーンとしての能力は幻影を操る能力。クレンという普通の村民に扮してカクリに潜入していた他、アータルに幻影を見せることで、カクリへの攻撃を別の方向に逸らした。
皇国崩壊後は、皇都民全てに幻視能力を用い皇帝に成り代わることで、112万人の皇都民全てを自身の信者に変えている。
また能力を応用して信者に別の教祖を信仰させるよう操作することも可能で、この力によりミタマやユピテルに信者を移し力を増幅させたりしている。
その反面アータルやガイアの様な戦闘型のアルコーンではないため、ガイアの目算では「圧倒的な武力を手に入れようとしているではないか」とされている。