卜部征人

うらべゆきと

卜部征人は漫画『神無き世界のカミサマ活動』の主人公。

概要

漫画『神無き世界のカミサマ活動』の主人公。通称はユキト。全知全能の神とされる「ミタマ」を崇拝する教団「神地崇教」の教祖『卜部聡一朗』の息子。姉の卜部千夜丸がいる。

目の下に隈があり、死んだ目をした青年。陰キャのステレオタイプといった外見だが、コミュ障ではない。前述の出自ゆえに、学校でカルトジュニアとして疎まれ、家では後継者として虐待と言っていい修行を強要されていた。産霊の儀という教団の儀式によって何万年も先の未来にタイムスリップする。

当初はアルラルやシルリルの居るカクリ村での生活を満喫していたが、やがて神と偽神（アルコーン）を巡る宗教戦争に巻き込まれていく事になる。

宗教のことを嫌ってはいるものの、宗教関連の知識や信者を増やすための戦術に精通しており、様々な方法で窮地を打開していく。父親から武道を叩き込まれており、格闘能力も高い(皇国の兵士や能力を使用出来ない状態のロキなら投げ飛ばせる程度)。

前世で流されるままに生きた過去を反省し、自分を受け入れてくれた「カクリ」の村の住人達を大事に想っている。そのため、カクリ村の仲間を守るためなら手段を問わず、損切も速く、非情な決断を下していた。

このことはユピテルとの決戦直前にアルラルから指摘されており、シルリルの一喝もあって、ユピテルを殺害することから捕獲することに方針変更を行っている。