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人物・経歴

 元々はナージャの実の祖父・プレミンジャー公爵の依頼でナージャを探していた探偵だったが、その最中にヘルマンと出くわし、金で買収されナージャのブローチを盗む事になってしまった。なお、ヘルマンに付き従っていたのはあくまでも報酬金のためだけであり、ヘルマンに対しての忠誠心は皆無であった。

 物語の冒頭ではナージャを発見するがその最中に孤児院・アップルフィールドのある部屋に火をつけてしまい、孤児院は火事になってしまったうえにある青年によってナージャを取り逃がしてしまう。それが原因となりナージャは、ダンデライオン一座に加わりアップルフィールドから逃げ出すことになってしまった。

 序盤ではナージャを発見しては様々な妨害やトラブルを受けては取り逃がしている。またヘルマンがナージャの居場所を掴んでは彼らに教えようとしても、来たときはその場からいなくなっているためなかなか見つからなかった。

 中盤では孤児院の院長から、ナージャがその幼馴染のローズマリースペイングラナドで会った事を聞き、彼女がメイドとして働いていたゴンザレス邸を訪れてナージャが旅芸人の一座の踊り子として旅している事を知り(同時にローズマリーはナージャが貴族の娘だということを知り、激しく嫉妬に駆られナージャに復讐するために自らゴンザレス邸を出て彼らと手を組もうとする)、それを目印にエジプトでナージャを見つけ出し、ブローチをヘルマンに届けて連れて来たローズマリーを偽者に仕立てる。

終盤ではヘルマンと手を切り、ナージャにプレミンジャー公爵への手紙を届けさせてナージャの無実が晴れた後で逮捕され、ヘルマンとは別の牢に収監された。

逮捕後も「出所したらもっとがっぽり稼げる人の下につきたい」と金稼ぎのことを考えていたようだが「ヘルマンのような悪人ではなくもっと真っ当な人がいい」とも考えているため、少なくとも反省できるだけの良識はある模様。

外見

二人とも服装は大体同じだが、シャツはそれぞれ赤と白。また体系はロッソは太めで、ビアンコは細め。

性格

性格は極めてドジで、特にビアンコはしょっちゅう余計なことをいってはロッソに叱られる。

しかし実際は良心があり、漫画版ではナージャの『ブローチを返して!』の一言が頭から離れられずに、自ら自分達の罪をプレミンジャー公爵に告白して、2人は警察送りにならずにすんだ。

余談

ロッソとビアンコがローズマリーを連れているとしたら、彼らはナージャをエジプトのピラミッドの中で追いつめた際に、ローズマリーで脅してブローチを奪うはずだった。

名前の由来はそれぞれ『赤』と『白』のイタリア語(赤→Rosso、白→Bianco)。

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ロッソとビアンコ
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