概要
毛は灰色で、右目に十字傷のついた険しい顔つきが特徴。(うさぎなのに)前髪がある。
性別はいまいち不明瞭。シャロは女性名を付けようとしていたが、3巻カバー下のうさぎ劇の配役(台詞:ココア)はオスである。
1巻では、シャロがリゼと知り合うきっかけになった「不良野良うさぎ」として登場した。2巻でも、チラシ配りをしているシャロが置いていた予備のチラシの上に陣取って、「どいてくださいお願いします」と怯えられている。
レギュラー登場は3巻になってから。シャロが知らない間に家に潜り込み、怪しい行動で怯えさせたため、リゼと千夜が原因究明のためにやってくる。潜入技術(?)の未熟さのためにリゼに発見されたが、シャロの家から離れようとしないため、「この際仲良くしてみたらどうだ?」という事になり、うさぎはリゼの案で「ワイルドギース」と命名された。
なお、家賃のつもりか草をシャロの前に置いていたが、それはシャロが庭で育てていたハーブだった。
ティッピーへは、あんこが交b……もとい、求愛行動を頻繁に取るのとは対照的に、咥えている葉っぱを「ぺっ」と吐きつけるので、どうやらあまり好きではないらしい。あんこが感じない中の人の事を感づいているのだろうか。
リゼは「ワイルドギース」という名前が好きなようで、うさぎのぬいぐるみ(自分が持っている分と、チノにあげた分の両方)にも命名している。余談だがどちらも右目に眼帯を着けている。何かの偶然だろうか…。
関連イラスト
こちらがシャロが飼っているウサギ「ワイルドギース」
これがリゼが所有するぬいぐるみ「ワイルドギース」