解説
ワーウルフ等と同じ半人半獣(ライカンスロープ)で、半分が人間、半分が神獣『ハクタク(白沢)』。
ワーハクタクは東方Projectにおける「獣人」の一種であり、獣人とは稗田阿求によれば「普段は人間として生活しているが、ある環境下に置かれると動物化してしまう妖怪」(『東方求聞史紀』)である。
2014年1月現在、東方Projectのシリーズ中に登場する「ワーハクタク」は上白沢慧音のみである。
生まれつきワーハクタク、というケースもあるようだが、慧音は元は普通の人間らしく、なんらかの要因により後天的にワーハクタクになったらしい。
それが後天的なものである場合先天的なものに比べ変身後も人間としての容姿を多く残すという獣人としての特性があり、慧音もまた角と尻尾が生える、髪などの色が変わるという変化以外は人間の時の慧音そのものの姿である。なお彼女が白沢へと変身する条件は、「満月を見る事」である。
また獣人には「人間に対して友好的」な存在が多く、慧音もまた人間の里に住まい寺子屋を開いて子どもたちを指導するなど極めて友好的である。
ただし、獣人は興奮している時はその限りではないという特性ももち、慧音においても白沢に変身している際は(歴史の編纂という一月分溜めた仕事に集中することもあって)気が立っており、阿求もこの時は彼女を訪ねないよう注意を促している。