人物
ダラーズ終焉から一年半後の来良学園に、秋田県から新入生としてやってきた臆病な少年。
人一倍臆病であり、恐怖に対する感覚が鋭敏であったためにそれに対して、『危険を排除する』という選択をした結果、ケンカに勝利し続けた。本人はケンカを望んでもいないにもかかわらず次々とケンカを売られ続け、それに対処するために自らを鍛え、排除し続けた果てに地元では「化け物」と恐れられていた。
そんな時に地元に訪れた新羅から池袋のことを紹介され、『謎のバーテンダー』『首無しライダー』のことを知り池袋へと訪れることとなった。
渡草のアパートに下宿し、その兄の二郎に世話になっている。
初めて直接ケンカを売り、結果は敗北だったが静雄とお互いがボロボロになるほどのほぼ互角のケンカを繰り広げ、当人の知らないところで池袋の多くの住民に注目されることとなった。
このケンカの模様を強いて言うなら、静雄が尋常じゃないパワーによる「力」だとすれば、八尋は尋常じゃないフットワークや膝の関節潰しなどによる「技」とも言える。
八尋、久音、姫香は来良三人組に対応しているような位置づけだが寧ろ、静雄、臨也に対応していると思われる。