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概要

派手な色に染めた髪、目つきが悪いという見た目をしている近衛原学園に通う1年生。

神社の宮司をしている祖父の影響で神や『罰当たりなこと』を信じており、安岡都和子のファンでもあるらしい。

バイクを眺めることを趣味とし、従兄弟が暴走族のヘッドをしている。


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ネタバレ

5章の二階渡り廊下にある社にて何者か(おそらく5章のボス、コックリおじさん)に操られる形で主人公たちに襲い掛かるもこちらは大人二人がかりだったこともあり”お気に入りのバッグ”を盾にして早希の警棒による攻撃を防いだ後に取り押さえることに成功。


その後しばらくの間主人公たちのことを警戒していたが、一行のメンバーにあこがれの安岡都和子がいたため態度を軟化させ捜査に協力する。彼女曰く「自分は周囲とは感性がずれてて聊か不良っぽい行動はとるけど祟りの恐ろしさはよく理解しているから社には触らなかった。あの場所にいたのは自分のお気に入りの場所だったから。」と事情を説明。


そして怪異にキノコまみれにされ取り殺された角田新一が遺した携帯電話のバッテリーを充電して通話記録を復旧させ、「じつは角田は数か月前に起こした傷害をとある先輩に頼んでもみ消したが、それの見返りとして使い走りをさせられていた」という情報を報告。

その物質はキツネダケという重度の幻覚作用をもたらすシロモノで服用者に犯罪行為に走らせるほどであり、実は今回の怪異の恨みの原因に絡んでいる危険極まりない代物であった。(さらにいえば、正気を失い襲い掛かったのも”主人公たちが目的のブツが隠してある社のに触ろうとしたのを止めるような感じで、警棒こそ手にしてはいたが殺意は少なめで、洗脳が解けた後は早希はこれといった被害にはあっていない”)


というわけで、彼女は外見のわりに良心や分別はあり、怪異のもととなった人物を逆なでするような傍若無人な言動は取らなかった人物で、本作新規のキャラクターでは珍しく生き延びている。同章で一見規律正しい人間に見えて自己保身のため悪事に手を染めてしまった角田新一は空手は習っても武道で心を鍛えることまではできなかったため身を滅ぼしたのとは対照的であった。


…尤も、この一年数か月後、彼女の従兄弟が怪異の犠牲となってしまうのだが…

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