概要
久ヶ原相模の妹。病弱だがとても素直。
16歳で病死したと兄・相模が言っているが、それは表向きで実際は神社の奥深くの洞窟で凍死している。理由は療水と言える聖水が尽きたため、相模は妹に裸で氷漬けになって聖水を作るよう命令し、素直に兄に従った。
後に準天使フィンになる(その後の出来事はフィン・フィッシュを参照)。
余談1
フィンに転生した魚月は魚月と正反対のかなり気が強い性格になっており(しかも、前世の記憶は持っている。つまり、本来の魚月の性格であろう。)、その姿で自分の亡骸を悪用する兄の相模に抵抗したが、強い聖気を溜め込んだ黄緑色の髪をちょん切られ、大量虐殺に悪用された挙句、人殺しの罪を着せられて天界を追放され、準天使の立場も奪われた。
人間の魚月は元々ショートボブであった。
余談2
この下りは抽象的で分かりづらいと言われることがあるが(唐突に出てくる天使=元人間の設定、人間の亡骸で人を癒す聖水が作れる設定、天使の御髪が聖気を溜め込んでいる設定、人々を癒す聖気と大量虐殺に使われる魔力が表裏一体の設定、現代ではなく天界でしか殺人罪にならない設定など)、仮に「特に素直ではない細腕で年少の少女が、ヤリチンでセフレが欲しい男の肉親に性的虐待されたか、娼婦になって家に金を集めるように命じられたか、人の不幸を喜ぶ客に向けた道化人形にされたかされ、家族や警察が誰も止めてくれないため、必死に抵抗したら、女の命の髪をチョン切られて女扱いされないようにされ、(その他大勢ではなく男の肉親に対する)殺人の濡れ衣を着せられ、加害者の家族や男ではなく被害者の自分が悪いことにされた」という設定だったら漫画として読めるものにはならない。ましてや商業誌かつ女児向けのりぼんでは。
人間の赤子は天からの授かり物に例えられ、天使が元人間という設定はおそらくそのイメージであろう。
その赤子をおもちゃ扱いするのは天への冒涜である。
魚月だけではなく、両親に妹を襲わないように注意されなかった相模も被害者なのかもしれない(兄妹が孤児か、相模が洗脳されていたか、両親が「家族なら必ず仲良くできる」「息子なら必ず娘より偉い」と過信して思考停止していたのかもしれず、そのエピソードがあっても良かった)。
関連タグ
理不尽暴力ヒロイン - 魚月以外には魚月がこう見えていた可能性が高い。