概要
国学院大学民俗学研究会が平成元年に発行した『民俗採訪』昭和六十三年度号「ニタンバエ」において、国際日本文化研究センター教授で情報学、文化交流史担当の山田奨治氏が紹介した怪異。
鹿児島県志布志市中川内には、地面から二反(約20m)ほどの反物が生えてくる土地があり、その怪異をもしくはその土地自体を不吉だとして「二反生え:ニタンバエ」と呼んだ。
そしてこの土地には誰も住む人はいなかったといわれている。
この妖怪はツイッターの伝承妖怪お題絵において、平成27年9月のお題として出され、妖怪絵師によって新たな姿が与えられた。