概要
『スマイルプリキュア!』の海外版でNetflix独占配信となった。
Glitter Forceの意味的には『キラキラ戦隊』といった所。
このなんとなくスタイリッシュな名前は、日本のプリキュアファンを驚かせた。
そのため日本版の『キュア◯◯◯』ではなく『グリッター◯◯◯』に変更されている。
ローカライズの方式として登場人物を全員日本人からアメリカ人へと変更しており、日本的な文化が映るシーンやエピソードは矛盾が起こるので全カット。
全48話中40話しか使用されておらず、後述の次回作では全49話中30話しか使用されていない。
表現規制も日本版と比べて強く何故か変身バンクでは黒いフィルターがかかって画面が暗くなっており、シリアスなエピソードの絶望顔や泣き顔のシーンも映らない画角にしたり、シーンが短縮されてしまっている。
また、そもそもプリキュアシリーズ自体が玩具の販促番組という側面があるにもかかわらず、グリッターフォースの玩具は一切発売されていない上に有名な日本アニメではなくマイナーな日本の女児向けの玩具販促番組を見る層が限られすぎていたという点もマイナスとなり、視聴率が非常に悪い結果となってしまった。
それに加え楽曲も全て現地オリジナルの物に変えられている為に現地のプリキュアが見たいファンからは「これは〝グリッターフォース〟であって〝プリキュア〟ではない。」といった辛辣な評価がされているが、本作からプリキュアのファンになったという人も少なくなく、シリーズの入口としての機能を果たしている側面がある。
次回作である『ドキドキ!プリキュア』も『Glitter Force Doki Doki』として配信されたものの、結果が出なかったのか本作で打ち切りとなった。
また、2024年の11月9日に両作含めNetflixでの配信が停止することが告知されている。
なお「Go!プリンセスプリキュアまでグリッターフォースシリーズが出たという情報や現在もグリッターフォースが続いている」といった情報があるが、これは海外でローカライズされていないプリキュアの画像にグリッターフォースのロゴを貼ってサブタイトルを付け足した高クオリティのコラ画像が毎作作られていたり、「グリッターフォースとして配信された」体のwikiが存在するために生まれたデマである。
スーパー戦隊シリーズの海外版であるパワーレンジャーシリーズでおなじみサバンが配給・管理していたが、現在は商標を含めたグリッターフォースの権利は全て東映アニメーションに譲渡され、その後サバンを買収したトランスフォーマーでお馴染みのハズブロは1作目の配信権のみを所有している。
そのため、一時期はハズブロのホームページにグリッターフォースが存在していたものの、結局玩具は発売されずに閉鎖されている。
メインキャラクター
エミリー(Emily / Glitter Lucky)
星空みゆき。ハッピーではなくラッキーになった。
ケルシー(Kelsey / Glitter Sunny)
日野あかね。日本版と同じくサニー。
リリィ(Lily / Glitter Peace)
黄瀬やよい。日本版と同じくピース。
エイプリル(April / Glitter Spring)
緑川なお。時期から季節の名前に。
クロウィー(Chloe / Glitter Breeze)
青木れいか。道ネタがなくなった。
キャンディ(Candy)
キャンディ。そのままである。
ポップ(Pop)
ポップ。妹と同じく。
クィーン・ユーフォニア(Queen Euphonia)
シャドウレルム(バッドエンド王国)
アーリック(Ulric)
ウルフルン。ドンキー3のボスではない。
ブルート(Brute)
アカオーニ。乱暴者の意味だとか。
ブルハ(Brooha)
マジョリーナ。魔女をもじったとか。
ラスカル(Rascal)
エンペラー・ノゴ(Emperor Nogo)
ピエーロ。