地震のあとに起きる火災などのように、最初の災害により誘発される次の災害を指す。
また救助・対処にあたった者が二次的に被害に遭ったり遭難する、同じ目に遭う、酷い場合は負傷者数を無駄に増やす…といった事態を指し、こうした二次災害を防止するために、自身や相手を安全な場所に移動させたり、危険から遠ざける、コンディションの悪いときは救助作業を中断することもある。
(例)交通事故の被害者を道路の真ん中で救護していたら轢かれる…など。
大規模な事故・災害時においては負傷者が増大することで、ただでさえ逼迫した医療機関のキャパシティをさらに圧迫するといった副次的な悪循環もある。