仙石恒史
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せんごくひさし
福井晴敏氏の小説「亡国のイージス」の登場人物
「俺にはこの「いそかぜ」がすべてなんだ」「クルーを怒鳴り散らしているだけの毎日でも……俺にとってはかけがえのない、たった一つの……生き甲斐なんだ」
「俺は、それでも考えるのが人間だと思う。ためらうのが人間だと思う。そうでなきゃ、動物と変わらないじゃないか」
「俺の艦から出ていけ!」
映画版キャスト・真田広之
海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」先任警衛海曹(先任伍長)。四十八歳
高卒で海上自衛隊に入る。かつては劣等感が強く、いわゆる不良だった彼も、自衛隊で長く過ごす中で上意下達に身を任せるようになっていた。
自分の艦に対する愛着が深く、「艦は我が家。クルーは家族」と信じて疑わない。離艦後に単身「いそかぜ」に戻る。絵が得意だが、人前では描かない。
海自初のミサイル護衛艦「あまつかぜ」乗組員出身で艦載ミサイルの専門家だったが、イージスシステム及びVLSを搭載したこんごう型護衛艦の配備以降は技術革新から取り残されていた。
「いそかぜ」がミニ・イージス艦化されたためミサイル班長ながら新装備の運用からは外され、若い海士の取り扱いにも悩まされ、また家庭においても離婚の危機にある。
そんな中、DAISの工作員如月行と出会い、ホ・ヨンファ率いるテロリストから「いそかぜ」を取り戻すべく、二人は行動をともにする。
映画版では妻は既に他界している他、娘の年齢や自らの体型も異なる。配属も「いそかぜ」の設定変更もあってVLSと設定され原作での鬱屈や懊悩は見られない。(引用 wikipedia)
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【亡国のイージス】分岐点【仙行】
2006年に発行した仙行企画本「Fragments」からの再録です。福井作品映画化ラッシュの翌年、周囲に声掛けまくって鬼ノルマページ数で皆様に原稿をいただきました、本当に思い入れ深い企画本です。いやもう、ほんと、皆さんの作品が素晴らしくて、我ながらグッジョブな本だったと今でも思います(笑)今回は自作のみpixivにUPさせていただきます。12,269文字pixiv小説作品