概要
建てられたのは1964年で東京オリンピックを期にビル前の道路用地に存在した闇市を建て替えたとされるが、他方1969年竣工というデータもあるなど諸説ある。なお国土地理院の航空写真などでは1963年のものでは空き地で1966年のものには建物が写っている。
所有権が複雑なため、建て替えはおろか途中から共益費不足でエレベーターの修理すらできないまま。
テナントも激安料理店に雀荘などビルにふさわしい雰囲気の店が集まっていた。
1974年の傷だらけの天使で屋上のペントハウスがロケに使われたが築10年前後にもかかわらずすでにオンボロビルという雰囲気になっていた。
このペントハウスもいつ頃からか廃墟となり終盤は使用不能になっている
最後に残ったテナントは中国関係の書店である。
諸々の権利関係を整理して建て替えることになり、2019年8月に取り壊し工事を開始。2020年1月工事完了。跡地には2022年5月8階建てのオフィスビル「プレンジ代々木」が竣工している。
2019年7月公開の天気の子では屋上に神社があったりビル外部に非常階段があるが、本物にはそういう構造物は存在せず架空の設定であった(屋上に存在したのは上記のペントハウス)。
登場する作品
関連項目
九龍城砦:外見が似ている