岡島県警町山警察署地域課の警部補。町山交番の所長。町山署への異動に際し単身赴任をしている。
さぼることを信条とし、最小限かつ無難に仕事をこなすために、新米や女性を盾にすることも厭わないと豪語する一方で、仕事をしないための労力は惜しまず、管轄内の未決事件を全て把握しているため、逆に事件を速やかに解決することもある。また、監察が来る直前に珍しく現場へ出るなど、危機回避の勘が鋭い。
(以下ネタバレ)
秘匿捜査員時代
若いころに秘匿捜査員を経験していて、その浸透技術は他の捜査員からも別格扱いを受けるほどであり、県警内でも屈指の洞察力や記憶力の持ち主。
新任時代、当時の女性ペア長の足の怪我と妊娠の事を話した事で退官に追い込んでしまった経験とその後悔から、ペア長の受け売りでもある「秘密は死んでも守れ」「秘密は自分の魂と同じ だから人に握られちゃいけない」を強く心がけるようになった。
岡島県警史上最大の薬物摘発事件「奥岡島事件」では、対象最深部での最も危険な内偵捜査に従事していた。
潜入中はとても過酷だったらしく、内偵を終えて帰還した時には風貌が大きく変わり、呂律も回らなくなっていたため矢吹らを驚かせていた。