「シンジは別に悪いヤツじゃないからね」
概要
CV:富田美憂
ポニーテールが特徴的な女子生徒。風間シンジとは幼馴染であり、恋人である。人嫌いでほとんど授業には出ずクラスに溶け込めない彼を心配し度々フォローをする。明るい性格で根暗なシンジとは対照的に表情豊かで誰とでもフレンドリーに接する。
能力
能力は『怪力』。「指一本で心臓に風穴をあけることもできる」と自称するほどの怪力が扱える。しかし動物アレルギーにより動物の近くで能力は使えない。過去にシンジと映画を見にいった時に火事に巻き込まれており、その際、他の客を先導し避難させるも一人逃げ遅れ、劇場に閉じ込められたシンジを救うために劇場の外側から非常口にタックルをし、無理矢理押し開けた。その時初めて自分の能力に気づいたとナナ達に話している。
「シンジは死なないよ?」
「ずっとあたしが死なせない」
彼女の本当の能力は『死体操作』であり、『怪力』の能力は既に死人であるシンジのものである。前述の火事でシンジは死亡しており、その後はユウカに死体を操られていた。授業にほとんど出ないのも日中は能力が制限され、死体操作が使えないからである。
実はシンジの恋人と称するも、本当はただのストーカーでほとんど接点はない関係らしく、シンジが別の女性とのデートで生じた事故のドサクサで嫉妬に狂い放火する。
ツネキチの葬儀の際の一連の行動はクラスメイトにシンジは優秀であること、そして彼にとってユウカはなくてはならない存在だと見せつけるための狂った人形劇であった。
死体操作した人間が能力者である場合、自分もその能力を使える(例:暗視能力者なら自身も暗視を使える)。
このことから、生きた能力者の能力を発動できる橘ジンとは相互互換の能力であると言えよう。