概要
個人医院「青葉医院」と児童養護施設「青葉寮」の院長を務め、渋谷地震で震災孤児となった拓留たちの父親代わりをしている壮年の男性。妻子や助手はおらず、たった一人で院を切り盛りしていた。豪快さと優しさを兼ね備えた好人物で、経営が苦しい中でもほとんどタダ同然の治療費で近所の人間を診たりしているため、家族から尊敬されている。
以下、ネタバレ注意
全ての事件の黒幕であり、他者の痛みや苦しみを理解しながらも「面白い」なら快楽のために踏み躙る事を意に介さない。家族との触れ合いや地域住民との交流さえも殺人と同程度の「面白い」出来事であり、快楽を満たすために拓留達を引き取り家族となり、自身の発明を利用して事件を起こし、慌てふためく拓留達の姿を見て楽しんでいた。
院長を勤める前は委員会の末端の組織でギガロマニアックス研究をしており、その中で得た知識を用いてノアⅡの端末を改良し、擬似的なギガロマニアックスの能力を得た。背中に背負った装置とヘッドギア、疑似ディソードを使う事で対象の行動を操ったり幻覚を見せたりする、身体能力をブーストするなどの力を発揮する。ディソードはあくまで金属の塊でしかないが、強化すれば本物のディソードとも渡り合う。ただし、使用の度に手を火傷してしまう欠点がある。