『俺は日本ひきこもり協会の陰謀に気付いてしまった男、佐藤達広22歳。
こもり続けて早3年、もうじき4年目に突入だ』
北海道出身の22歳。ひきこもり歴4年。自らを「マスターオブひきこもり」と自認している。
キャラクター
高校を卒業後、地元を離れ関東の大学に通うが中退する。
その後も実家には戻らず、大学時代と同じアパートにて、親からの仕送りによって生活を続けていた。
後に高校の頃の文芸部の後輩である山崎薫と再会し、エロゲー作りに参加する。
対人恐怖症気味だが、軽度の外出は可能。
嘘をつくとやめられず、段々嘘が大きくなっていくので、すぐバレる。
物語のはじめは性癖に関してはいたってノーマルであったが、山崎の影響で、ロリコンやオタクになってしまう。脱法ドラッグ服用等により幻覚を見る事もしばしば。
アニメ版で吸っているタバコの銘柄は、パッケージを見る限りではマールボロライトメンソール。
ただ吸い口の色を見る限り、ライトではない。
その色の生い立ちに関しての詳細はマールボロ (タバコ)を参照のこと。
誕生日は1月28日。血液型はA型。
ハンドルネームは「SA10」(サトー/佐藤)。
アニメ版の佐藤のPC前に貼ってあるポスターは 、原作小説に引き合いに出されていた映画バッファロー'66のそれを模したものと思われる。
公式サイトでの解説
本編の主人公。22歳。無職。
周囲の人間が自分の悪口を言っているような気がして、外出がしづらい(表現に気を使っております)。
自分を取り巻く状況が、悪の巨大組織『N・H・K』の陰謀ではないかと疑っている。
そんなある日。謎の美少女・中原岬に「現状を打破するためのサポート」契約を持ちかけられる。
岬ちゃんに口からでまかせで見栄をはり、なりゆきでクリエイターを目指すハメに。
結末
原作
実家からの仕送りが打ち切られて数日後、飢餓に耐え切れず働き始める。
バイト先は夜間の交通整理で、選んだ理由は人と最低限の関わりしか持たずに済むから。
半月で生活費を稼いでは、残りの半月を引き籠るという生活を送るようになる。
佐藤が引き籠りをやめ自分を必要としなくなった事で岬は絶望、自殺を図る。佐藤は岬の自殺を止めるべく岬の故郷まで彼女を追いかける。
しかし追いついた先で岬の説得に失敗。何としても岬の自殺を阻止したいがために佐藤は彼女の目の前で崖からダイブを決め込んでしまう。
が、転落防止ネットに引っかかり未遂に終わる。
自殺を止めに来たはずが、逆に岬に諭されてしまう。
その後は岬の実家の廃屋にて岬に渡された、お互い死にたくても死ねなくする為の契約書、NHK(日本人質交換会)の入会契約書にサインし、NHKの会員ナンバー第一号になる。
岬の故郷での一件以降も本人曰く『フリーター兼ひきこもり』・・・なのだが警備のバイトとして働いている模様。
山崎、岬、先輩の朗報に対し「地獄に堕ちろ」と、呪いながらも彼なりに皆の幸せを願うつもりらしい。
アニメ版
ギリギリだった両親からの仕送りが完全に途絶え、実家に帰った山崎からの支給も先送りになり、
岬とは契約書を拒絶したことにより絶交状態。食べるあてがなくなる。
数日後、空腹に耐えられず働き、ひきこもりから脱する。
問い
何故引きこもり続けられるのか
答え
衣食住が保障されているから
なまじっか最低限の生活を許されてるからいつまでも引きこもってられるんだ
引きこもってられるってのは、それ自体、とても贅沢なことだったんだ
衣食住の保障がない状態で死ぬ覚悟もなかったら
働くしかないんだ
バイト先は原作と同じく交通整理であるがこちらは昼間にも働いている描写があり、引き籠りからは完全に足を洗ったようだ。
漫画版
岬に差し出された恋愛契約書にサインし、岬への愛情を示すプレゼントを買うためコンビニのバイトを始める。
その後は誰かに意思を操られること無く自分の意思で岬を好きになる、と決意し
クリエイターで生計を立てられるようになったら東京に戻って来ると岬と約束を交わして実家に帰り、最終回を迎える。
ハイパーセルフプレジャー
漫画版NHKにようこそ!の五巻で使われた言葉。一般にはオナニー、手淫の意。
鼻の穴にラッシュ(性感を数倍に増やすことの出来る比較的人間のからだに害の無い薬品)を装備し行う。
三台の以上のPCにエロゲを起動し大音量で行うのが好ましい。
使用者の佐藤は漫画版では母親に、ドラマCDでは中原岬に目撃されている。
就職なんてできるわけねえじゃねえか!!
俺に出来るのはオナニーだけ・・・
俺の人生はオナニーなんだよぉ
うああああああ