山崎薫
やまざきかおる
CV:阪口大助
佐藤の後輩。21歳。中学時代、いじめられていた所を先輩の佐藤に助けられる。
重度のオタクで美少女キャラが大好き。
佐藤の部屋の隣に住み、大音量でアニメソングを流していた。エロゲ作りにおける佐藤のパートナーであり、佐藤をオタクの世界に引き込んだ張本人。
アニメの専門学校である「夜々木アニメーション学院」に通う(アニメ版では「伐々木デザイナー学院」)。
ひきこもりである佐藤を見下しながらも慕っており、エロゲー作り以外でも何かと支援する。
感情の起伏が激しく、怒るとすぐに突っかかってくるが腕っ節はからっきし。
初恋のトラウマから、屈折した恋愛観を持つ。
七菜子というツンデレの彼女が(一応)いる。
実家は北海道で農業を営んでいる。長男であるため、度々家業を継ぐよう迫られる。
ハンドルネームは「ミア」(声 - 岩男潤子)。
アニメ版の解説(公式サイトより抜粋)
佐藤くんの高校時代の後輩。
いじめられている所を助けられて以来、彼の事を慕っている。
一見ひ弱だが、誰に対しても生意気で、感情がたかぶるとブチ切れる傾向あり。
クリエイターを目指し始めた佐藤くんに、同人ギャルゲー制作を持ちかける。
衝撃の16話
佐藤くんがネットゲームにのめり込んだうえ、恋をしたプレーヤー「ミア」が山崎だと知らずに廃人になっていたのを見かねて、自ら佐藤の部屋に上がり込み、自分が「ミア(=ネカマだった)」だと正体を明かす。その上で「ネットゲームで稼げるのはごくごく一部の人間だけ」、「ネットゲームで儲けているのは結局のところ制作会社」、「ゲームはやるものではなく作るもの」、「ネット上の恋愛・友情は作り物」、「恋愛なんて化学反応と同じで、ちょっとしたきっかけで誰もが起こりうること」、「このまま働きもせず、両親に養われながらネットゲームにのめり込む、50歳になった自分の姿を想像してみろ」、「両親が他界したら、生きるすべを失う」などと、残酷だが佐藤くんに絶大な言葉の薬を投与したのであった。
これらの言葉は、全国の引きこもり・ニートに対しての警告ともいえ、佐藤に自分たちの姿を重ねて「生まれ変わらなければ」、「今働き始めればやり直せる」と決心させられるほどの心と体に響く名言である。