NHKにようこそ!

えぬえいちけーにようこそ

NHKにようこそ！とは滝本竜彦による小説。2002年に角川書店から出版、2005年に表紙描き下ろしの文庫版が発売された。

さぁ、全力疾走で。

甘くてイタい青春を。

後ろ向きに駆け抜けろ！

ここでは小説版NHKにようこそ!について解説する。

あらすじにようこそ！

ひきこもりの大ベテラン佐藤は気づいてしまった。人々をひきこもりの道へと誘惑する巨大組織の陰謀を！――といってどうすることもなく過ごす佐藤の前に現れた美少女・岬。彼女は天使なのか、それとも……。(公式サイトより引用)

作品解説にようこそ！

NHKにようこそとは、日本ひきこもり協会（Nippon Hikikomori Kyokai、略称：NHK）の

陰謀に気が付いた自宅警備員が宗教勧誘の訪問によりであった少女中原岬に引きこもり脱却のためのカウンセリングされる日々を描いた滝本竜彦作の小説である。

今作のメディア展開の中では最初に世に出ており、原作といえばこの小説版のことを指す事が多い。

表紙イラストはライトノベル版、文庫版版ともに安倍吉俊が担当した。

小説版・漫画版NHKにようこその正式名称がこのタグである。

最後に付ける記号は『！』ではなく『!』という所がポイントとなる。

他メディアミックスとの違い

• 全編通じて主人公である佐藤の目線で描かれており、他のキャラについては漫画版、アニメ版にて掘り下げが行われた。
• 『ふしぎの海のナディア』、『完全自殺マニュアル』、『おジャ魔女どれみ』など実在する作品、書籍の名前が登場しており、他媒体では伏せられるか別のものに差し替えられている。
• 岬が長袖を来ている理由、宗教二世のエピソードなど他の媒体展開では(直接的なものも含めて)引き継がれなかったオリジナルの部分が存在している。

新・NHKにようこそ！

作者の滝本が手掛ける文学同人誌『ELITES』にてVol.3から掲載されている新作小説。

時代設定は発売時期である2020年代に即しており、スマホ、DLsiteなどの用語が登場している。そのため原作の小説版、アニメ版、漫画版のいずれとも地続きではないが、作中では他メディアでの出来事を起こったかもしれない出来事として語る場面がある。

ネット通販ではBOOTHにて取り扱われているため、手軽に購入可能。(リンク先購入HP)

角川文庫から2024年10月25日に文庫版が発売される。表紙は大岩ケンヂが担当する。

登場人物

主要人物

• 佐藤達広

『日本・ひきこもり・協会』

• 山崎薫

『日本・ヒステリック・協会』

• 中原岬

『日本・悲観・協会』

その他の登場人物にようこそ！

• 柏瞳（先輩と表記されているが後に漫画版・アニメ版で判明）

『日本・ひ弱・協会』

• 緑川七菜子

山崎と同じ『夜々木アニメーション学院』の生徒。小説版では名前のみの登場。

関連タグにようこそ！

月刊少年エース 滝本竜彦 大岩ケンヂ

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